説明

マルスギ株式会社により出願された特許

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【課題】 従来、木造住宅等における屋根(天井部分)で断熱を行う場合、一般に屋根地にグラスウール(断熱材)を敷設する方法と、屋根地に、通常、合成樹脂発泡体でなる断熱材を、隣接する横棧間の隙間に葺設する。そして、冬期には、屋根地からの熱の拡散防止を図り、断熱効果を図ること、又は夏期には、屋根地の高温回避を図るとともに、屋根裏への熱のこもりを回避し、室内の冷房効率化を図ること、等が必要不可欠である。
【解決手段】 本発明は、屋根地の多数本の縦棧、縦棧の上に設けた多数本の横棧でなり、この縦棧の上に断熱材を葺設し、この断熱材と、横棧を介して瓦を葺設し、断熱材の軒側端面と、横棧との間に空間を設け、空間に、瓦の引掛けを挿入すると共に、引掛けを、横棧の棟側端面に係止し、瓦の尻側の上に、棟側の瓦の頭側を葺設する構成とした断熱材葺設の屋根構造で、断熱効果が図れる。 (もっと読む)


【課題】従来のモジュール瓦は、利き幅及び/又は利き脚の調整を利用し、屋根の桁方向及び/又は流れ方向の地割を調整可能とした構成であり、この屋根の桁方向及び/又は流れ方向における地割を意図した葺設工法の平板瓦としては有益である。しかし、この葺設工法用の平板瓦は、特定の構成を採用する必要があることから、平板瓦の構成が限定される。
【構成】尺貫モジュール瓦として採用できるアンダーラップ及び/又はオーバーラップを備えた平板瓦で、この平板瓦は利き脚が4寸〜5寸に調整できる全長が355mmで、利き幅が5.5寸に調整できる全幅が320mm構成であり、またこの平板瓦には、前記アンダーラップの頭端に略50mmの長さの係止薄肉部を、その尻側の上面に係止突部を備えた構成とし、このモジュール構造の平板瓦隅棟葺設工法である。 (もっと読む)


【課題】他の瓦の頭側係止片を挿入するテーパー形状の挿入溝と、釘によって瓦間の固定強化を図ることを特徴とした耐震及び耐風屋根瓦を提供する。
【解決手段】 瓦本体の釘孔膨出部6の隣接する部分に、他の瓦の頭側係止片5を挿入するテーパー形状を有する挿入溝と、釘によって上下左右の瓦のズレを防止した。また、アンダーラップ2の水返し突条200が頭側係止片5の辺りでオーバーラップ側に内方した構成となっていることから、雨水の頭側係止片5や、屋根地ヘの浸水を防止した。 (もっと読む)


【課題】 従来の軒瓦は、軒瓦を桁方向にスライドし、このスライドした距離のみ流れ方向へのスライドできき幅を調整するとともに、スライドによる垂部の重なりできき足を調整する構成である。軒瓦には適するが和形瓦、平板瓦、二山瓦等の棧瓦には採用できない。また従来の棧瓦は、棧瓦の棧切込みにカバー体を設け、頭側に長裾部を設けた構成を採用し、きき幅調整時の瓦とカバー体との隙間を、長裾部で被う構造であり有益である。きき足の調整はできない。
【構成】 本発明は、第一・第二フラット面と、第一・第二膨出面を備えた瓦本体であって、瓦本体の尻棧山隅に調整用の切欠き部と葺き合せ用の切欠き部に構成し、葺き合せ用の切欠き部の内側に係合用の薄肉覆片を形成し、また頭差込み部隅に切欠きと差込み片を形成し、さらに少なくとも第二膨出面の頭側に略三角形状の調整用棧山頭側庇を設けたきき幅及び/又はきき足調整可能な調整瓦である。 (もっと読む)


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