説明

ナカシン株式会社により出願された特許

1 - 3 / 3


【課題】接着剤を使用せずに表皮材を固定して内装部品の良好な仕上がりを得ると共に、表皮材装着の作業性を高める。
【解決手段】剛性を有する硬質のコア材12と、コア材12を覆う表皮材14と、表皮材14の周縁部を押さえて留める紐状の留紐材15とを備えた内装部品11であって、コア材12は、その裏面側の周縁部に、表皮材14の周縁部及び留紐材15を受け入れ可能な係止溝21を備え、この係止溝21は表皮材14の周縁部及び留紐材15をこの順に且つ留紐材15が表皮材14の周縁部に挟み込まれるように係止溝21に押し込んだときに、表皮材14の周縁部及び留紐材15と嵌合して表皮材14の周縁部を係止可能とした。係止溝21の内側に突出して表皮材14の周縁部及び留紐材15の係止溝21からの離脱を阻止する係止爪を係止溝21に更に備えても良い。 (もっと読む)


【課題】膨らみの大きな膨隆部を表皮材接合部に形成し、表皮材で覆われた製品(例えば自動車内装部品)の仕上がりを良好にする。
【解決手段】表皮材を載せる針板1と、針板1に向け進退動する第一・第二縫針2とを有する縫製装置に備え、針板1上で表皮材を押さえることにより、二つ折となった第一表皮片の端縁と第二表皮片の端縁とが突き合わされかつこれら端縁同士が接続されるように両表皮片が縫い合わせられた表皮材に対して各端縁を縁取るように表皮材が膨らんだ膨隆部を形成する押さえ治具11である。表皮材の進行方向に関し縫針2より手前位置で第一表皮片の表皮部と折返し部との間に差し込まれて第一表皮片の縁部を膨らませる第一スペーサ21aと、縫針より手前位置で第二表皮片の表皮部と折返し部との間に差し込まれて第二表皮片の縁部を膨らませる第二スペーサ21bとを有する。 (もっと読む)


【課題】表皮材装着の作業性を高め、接着剤の使用量を減らし又は接着剤を使用せずに少ない支持点で表皮材を固定し内装部品(例えばコンソールボックス)の良好な仕上がりを提供する。
【解決手段】剛性を有する硬質のコア材21と、コア材21を覆う表皮材31とを備えた内装部品であって、コア材21は、その裏側に、表皮材31の縁部を係止する複数の係止突起27を備え、表皮材31は、当該表皮材31の縁に沿って延びる帯状の芯材32を備えると共に、芯材32に近接する上部位置に係止突起27と係合する複数の係止孔33を備え、表皮材31の縁部をコア材21の縁部で折り返してコア材21の裏側に廻り込ませ、係止孔33に係止突起27を差し込むことにより表皮材31をコア材21に緊張状態に支持させた。 (もっと読む)


1 - 3 / 3