説明

大成歯科工業株式会社により出願された特許

1 - 3 / 3


【課題】耐火材粉末およびリン酸塩系結合材の混合粉末に練和液を加えて混練する際、練和泥中の気泡を容易に除去することが可能な歯科用リン酸塩系埋没材を提供し、もって鋳造体表面に気泡により突起が形成されることを防止し、従来必要としていた鋳造後の突起除去作業を不要にする。
【解決手段】骨材粉末およびリン酸塩系結合材粉末の混合粉末と練和液とからなるリン酸塩系歯科用埋没材において、上記の混合粉末および練和液の少なくとも一方にシリコーン系消泡剤、例えばジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等のシリコーンオイルを添加する。 (もっと読む)


【課題】
リン酸塩系埋没材に骨材粉末および結合材粉末の分散性を良好にする分散剤を配合することにより、骨材粉末および結合材粉末の凝集を防ぎ、もって鋳型内空所の壁面を平滑に形成し、鋳肌の平滑な歯科用鋳造品の製造を可能にし、かつ骨材粉末を石英、クリストバライトおよびトリジマイトのみに限定することなく、もっと多種類の骨材粉末を使用可能にする。
【解決手段】骨材粉末およびリン酸塩系結合材粉末の混合粉末材料と練和液とからなるリン酸塩系歯科用埋没材において、上記の混合粉末材料および練和液の少なくとも一方にリン酸のアルカリ金属塩を添加する。 (もっと読む)


【課題】クラウンやインレー等の陶材製補綴部材を製作するに際し、作業用模型製作のための所要時間および焼成時間を短縮し、もって築盛りからガラス含浸および色合わせまでの所要時間を大幅に短縮する。
【解決手段】築盛り作業用の模型上で耐火材微粉末を築盛りしてクラウンやインレーのコアを成形し、焼成し、しかるのち上記コアの表面にガラス含浸および色調調整を順に施すに当たり、上記の模型として石膏模型を使用し、この石膏模型上に上記耐火材微粉末の5〜10重量%をガラス粉末で置換してなる耐火性混合微粉末をケイ酸アンモニウムの水溶液で築盛りし、表面に耐火材粗粉末を振りかけ、室温で乾燥し、得られた築盛り成形品を石膏模型から外し、あらかじめ所定温度に余熱された電気炉内にセットしたのち、炉内温度を所定の焼成温度に上昇し、5〜10分間係留する。 (もっと読む)


1 - 3 / 3