説明

三州野安株式会社により出願された特許

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【課題】小割り感と高級感を出すことができ、雨水の浸入を防止できる千鳥葺き平板瓦10を提供する。
【解決手段】瓦本体露出部分10aを幅の異なる桟側平坦部11と差込側平坦部12の二つの平坦部で構成し、大小2種類の小型平板瓦が葺設されているように小割り感を出す。差込側平坦部12を桟側平坦部11より低くして両平坦部11,12の境界に段差13を形成するとともに、差込側平坦部12の頭部側10cの側縁に段差14を形成し、二つの段差13,14による陰影で高級感を醸し出す。桟側平坦部11を伝う雨水が桟側平坦部11より低い差込側平坦部12へ流入し、流入した雨水は差込側平坦部11の瓦頭部側10cの端縁の14段差に流れ落ちる。そして、流れ落ちた雨水を段差14の底面14bで跳ね返して下段の平板瓦10へと流れ落とす。これにより雨水が瓦10の裏面に浸入し難くなる。 (もっと読む)


【課題】棚板47上に載置したとき安定して自立する瓦素地及びその製造方法を提供すること。
【解決方法】瓦素地10は、瓦素地本体10の一端面に少なくとも3個の凸部27,28,29を設けて構成し、該凸部27,28,29の突出端面を接地することにより瓦素地10が棚板47上に自立するようにした。また、瓦素地10に設けられた各凸部27,28,29の突出端面は、成形チップ機構50によって瓦素地10の自立に適した寸法、形状に成形するようにした。 (もっと読む)


【課題】廃棄上問題がある焼却灰を有効活用でき、亀裂の発生及び捻れ変形をより防止できると共に、焼成温度の低下による省エネルギー化、粘土瓦用粘土の減量化、粘土瓦の強化、軽量化および輸送コストの削減に資することができる粘土瓦用配合粘土または粘土瓦を提供する。
【解決手段】本発明の粘土瓦用配合粘土は、粘土瓦用粘土に焼却灰を配合したことを特徴とする粘土瓦用配合粘土である。また、本発明の粘土瓦は、粘土瓦用粘土に焼却灰を配合した粘土瓦用配合粘土を成形および焼成して形成したことを特徴とする粘土瓦である。このように、本発明では、粘土瓦用粘土に焼却灰を配合したため、フライアッシュなど廃棄上問題がある焼却灰を有効活用でき、亀裂の発生及び捻れ変形をより防止できると共に、焼成温度の低下による省エネルギー化、粘土瓦用粘土の減量化、粘土瓦の強化、軽量化および輸送コストの削減を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】施工現場で発生する瓦廃材を減少させ、かつ施工コストを大幅に低減できる隅瓦セットを提供すること。
【解決方法】略方形の桟瓦が千鳥葺きされる屋根の隅棟又は谷に用いられる隅瓦セットであって、
隅棟又は谷の下段から上段へ順に敷設される第1隅瓦11,21,31,41、第2隅瓦12,22,32,42、第3隅瓦13,23,33,43及び第4隅瓦14,24,34,44の4種類の隅瓦から成り、第1カットラインLR1,LL1と第2カットラインLR2,LL2と第3カットラインLR3,LL3及び第4カットラインLR4,LL4が略一直線に整列するように、上記第1隅瓦の形状寸法に基づいて第2隅瓦12,22,32,42の形状寸法を定め、該第2隅瓦の形状寸法に基づいて第3隅瓦13,23,33,43の形状寸法を定め、該第3隅瓦の形状寸法に基づいて第4隅瓦14,24,34,44の形状寸法を定める。 (もっと読む)


【課題】瓦素地の下端面から垂れ下がる過剰釉薬を効率的に除去することが出来る瓦の過剰釉薬除去装置を提供する。
【解決手段】無端コード57が搬送路10Aを横切るように走行させることにより、搬送時、瓦素地34の下端部は無端コード57に接触するだけでなく、無端コード57が瓦素地34の下端部に接触したとき瓦素地34の幅方向に沿って摺接する。このため、瓦素地34の下端面から垂れ下がる過剰釉薬を効果的に剥離、除去できる。また、無端コード57が洗浄液の放射されるプーリ51を通過するとき、洗浄用ノズル59から放水される洗浄水によって、無端コード57に付着した過剰釉薬を洗い落とす。 (もっと読む)


【課題】雨漏りを防止し、葺設作業が容易な屋根用桟瓦を提供すること。
【解決方法】瓦10の桟部13と尻部14との角隅部に桟側切込部15と桟側凹部16を形成し、瓦本体の差込部17と頭部20との角隅部に差込側切込部21と、該差込側切込部の中に差込部の幅の略半分の幅を有する差込側受け片22を成形し、差込部の縦端部から差込側受け片の上端部及び差込側受け片の内端部に沿って水返し18,23,24を連続して凸設して構成する。瓦10を葺設するときは桟側切込部に斜め上段の瓦の差込側切込部を遊嵌し、桟側凹部の下に斜め上段の瓦の差込側受け片を潜り入れる。登り足調整によって斜め下段の瓦の桟側凹部によって覆われていた差込側受け片が露呈しても、差込部を伝って流れ落ちる雨水は水返しで遮られて差込側受け片には侵入しない。そのため、雨水が瓦の裏面に侵入する雨漏りの原因を防止できる。 (もっと読む)


【課題】めくり上がり防止効果に優れ、かつ登り足調整幅の大きい屋根用桟瓦を提供すること。
【解決方法】屋根用桟瓦10において、二つの山部11と二つの平坦な谷部12から成る断面波形の瓦本体における桟部13と尻部14との角隅に桟側切込部17と桟側凹部22及び桟側切込部内に桟側受け片19を設け、瓦本体における差込部15と頭部16との角隅に差込側切込部18と差込側凹部20及び差込側切込部内に差込側受け片23を設け、差込側凹部20と差込側受け片23との間に桟側受け片が挿入可能なように段差を設けると共に、桟側受け片の裏面と桟側凹部とを略面一に形成し、瓦を葺設したとき桟側切込部に斜め上段の瓦の差込側切込部が遊嵌し、桟側受け片が斜め上段の瓦の差込側凹部の下に潜り込み、かつ斜め上段の瓦の差込側受け片が桟側凹部の下に潜り込むように構成する。また、桟側切込部に近接する部位に釘穴26を形成する。 (もっと読む)


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