説明

第一熱研株式会社により出願された特許

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【課題】超音波を用いたガス濃度測定方法に於いて、水素、二酸化炭素の如く音波を吸収する成分が含まれていた場合でも、該濃度計が精度良く測定できるような手段を提供する。
【解決手段】超音波センサの共振周波数と合致したパルスを生成し、且つインバーターを用いて強力な送信波をドライブする回路を備える事により、音波が吸収されにくくなる。また3波目以降を常に受信波とするロジック回路を用いる事で、精度良くガス濃度を分析することを特徴とする超音波式ガス分析計による濃度測定手段。 (もっと読む)


【課題】腐蝕性を持つガスを濃度の高い状態で分析する際、測定素子を直接ガスに接触させないことが必要で、且つ完全気密にして漏洩の恐れがない構造が必要となる。ガス濃度測定センサーは検出体を直接ガスに接触させることによりガスの性状を利用して測定するものが多いが、腐蝕性ガスには適さない。また、パッキング等を用いたシール部は耐蝕性に問題があり、機密性が保証されない等の問題があった。
【解決手段】円筒状のガス流路管を耐蝕性の良い金属を全溶接構造でシール部が無いように製作して、耐蝕性及び気密性を高めることを特徴とし、また前記ガス流路管の両端に、測定精度向上の為の振動増幅板を溶接して、その外側に超音波発信子及び受信子を接触させて配置することにより超音波素子を腐食性ガスから隔離し、劣化を防ぐことが出来る。 (もっと読む)


【課題】超音波素子を利用した酸素濃度計により、窒素吸着材を用いた酸素濃縮器出口ガスの酸素濃度分析を行うに際し、流量が減少したとき、該濃度計が真値より高い酸素濃度を示す現象を防止する手段を提供する。
【解決手段】前記酸素濃縮器は、使用流量が低下して、窒素の吸着が完結すると酸素の吸着が始まるので、酸素濃度が上昇から下降に変化する。この変化点は酸素濃度94.5%に該当する。このときの超音波伝播速度を境にして、2つの異なった演算式を用いることにより、精度良く酸素濃度を分析することを特徴とする超音波式酸素濃度計による酸素濃度測定手段。 (もっと読む)


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