説明

有限会社日本エレクテルにより出願された特許

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【課題】バルーン内の対流熱による上下間温度格差を確実に解消でき、バルーンと接触する組織を均一に至適温度で加温して、患部を安全に温熱治療する高周波バルーンカテーテルを提供する。
【解決手段】高周波加温バルーンカテーテルは、外筒シャフト(1)と内筒シャフト(2)とからなるカテーテルシャフト(3)と、膨張した状態で標的病変部(41)に接触可能な形状を有する外筒シャフトの先端部と内筒シャフトの先端部近傍との間に設置されたバルーン(4)と、高周波電力を伝送可能なバルーンの壁内又はバルーン内に配設された高周波通電用電極(6)と、高周波通電用電極に電気的に接続されるリード線(7)と、バルーン内の温度をモニター可能な温度センサー(8)と、バルーン内に導入された流体内に対流熱によりバルーン内の上下間に形成される上下間温度格差を解消するように、前記バルーン内の流体を前記上下間で旋回させ渦を形成する渦形成手段(12:16、20)と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】振動波の振幅を自在に設定することができ、破損しにくく、力強い振動波を発生することのできる振動発生器を備えた高周波バルーンカテーテルシステムを提供する。
【解決手段】外部振動発生装置42は、注射器55と、回転盤57に連結するクランク58により駆動されて往復運動するピストン56とを備えた。ピストン56により注射器内筒54を往復運動させ、振動波Wの振幅と周期を注射器55の口径と回転盤57の回転数により調節することにより、振動波Wの振幅を自在に設定することができ、破損しにくく、力強い振動波Wを発生することができる振動発生器を備えた高周波バルーンカテーテルシステムを提供することができる。 (もっと読む)


【課題】弁輪部周囲における標的部位を正確に焼灼することのできる、新規の高周波バルーンカテーテルを提供する。
【解決手段】互いにスライド可能な外筒シャフト2と内筒シャフト3から構成されたカテーテルシャフト1と、外筒シャフト2の先端部4と内筒シャフト3の先端部5近傍との間に設けられたバルーン6と、外筒シャフト2と内筒シャフト3との間に形成されバルーン6の内部に通じる送液路と、バルーン6の内部に設けられバルーン6の内部を加熱するために高周波が通電されるコイル状電極7とを備え、バルーン6近傍のカテーテルシャフト1上に心内電位を検出する心内電位検出用電極15aを設けた。 (もっと読む)


【課題】検出温度が正確であって、従来よりも小型化が可能で、ピンホールや血栓の付着を確実に検出することのできる高周波加温バルーンカテーテルシステムを提供する。
【解決手段】熱電対10を高周波送電線8と高周波送電線8の先端部に接合された一本の極細の異種金属線9とから構成した。コイル状電極7を高周波送電線8の先端を延長してコイル状に形成し、金属線9の先端をコイル状電極7の基端に点接合した。高周波発生器24を、コイル状電極7と対極板12に1〜5MHzの高周波を供給するとともに、高周波出力と総インピーダンスと反射波とをモニター可能に構成し、コイル状電極7の温度を設定値に維持するように高周波出力を自動調節するように構成した。高周波発生器24を、インピーダンスが定常値を基準として一定値下降又は上昇したときにピンホールアラーム26または血栓アラーム27を表示、または高周波の供給を自動停止するように構成した。 (もっと読む)


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