説明

日本サーモテック株式会社により出願された特許

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【課題】取鍋内部に取り付けて連続的に溶融金属の温度を測定し、溶融金属と空気とが交互に変化する環境に耐え得る連続測温プローブを提供する。
【解決手段】一端封じの二重管構造とし、その内側にサーメット製保護管1を使用して、耐機械的衝撃を確保する。外側には、耐火物成形材製の保護スリーブ2を使用して、内側のサーメット製保護管1を外気による酸化減耗を防止し、保護管と保護スリーブ2の間隙に存在する空気からのサーメット製保護管1の酸化を防止するために、保護スリーブ2には高温時に還元雰囲気となる構成材成分を使用する。また、保護スリーブ2の気孔率を5%〜30%として、溶鋼流による機械的衝撃及び、熱衝撃を緩和する。 (もっと読む)


【課題】操業異常、製品異常を引き起こさずに溶融金属の温度を測定することが可能で耐熱性および耐食性に優れる溶湯用温度プローブを提供する。
【解決手段】溶融鉄12の温度を測定する熱電対と、熱電対を内蔵する保護管13とを備えた溶湯用温度プローブ10において、保護管13は、モリブデンとアルミナのサーメット材で形成され、保護管13の比重は溶融鉄12の比重より小さく、サーメット材のアルミナ含有量は10質量%以上40質量%以下である。 (もっと読む)


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