説明

株式会社朝日興産により出願された特許

1 - 2 / 2


【課題】植物の重み等によって壁面から落下したり、植物が植栽された基盤から剥離しないことを課題とする。
【解決手段】植栽パネル10を構成するパネル12には、開口部16が形成されており、この開口部16の周囲には、植物50の根を受けるポケット14が設けられている。これにより、植栽パネル10を壁面24に取り付けたとき、ポケット14で植物50の根の育成に必要な土壌48が受けられるため、植物50が良好に生育する。また、ポケット14が植物50の自重を受けるため、植物50が成長しても、植栽パネル10から落下したり、風が植物50に当たって植栽パネル10から剥離することがない。さらに、ポケット14に植栽された植物50の根は、開口部16から植栽パネル10の裏面に侵入する。これにより、植物50の根は、植栽パネル10の裏面に設けられた保水吸水シート34に絡みついて、しっかりと固定される。
(もっと読む)


【課題】荷重制限のある人工地盤上において、樹冠の投影面積に相当する領域に樹木の根を生育させ、樹木による緑陰を提供することを課題とする。
【解決手段】人工地盤からなる人工地盤12上に、樹木16の根鉢16Aよりも薄い根張層14が設けられており、この根張層14内に樹木16が植栽されている。樹木16の根鉢16Aから延びる根は、根張層14に侵入可能とされており、樹木16の根が広範囲に渡って生育するので、樹木16の樹冠は緑陰を提供するのに十分な大きさに成長する。また、客土36は断熱プレート40と保水排水プレート18によって挟み込まれた状態となり、内部の温度変化が大きくならないように維持されると共に、乾燥しにくい構成となっている。このため、客土層38内は、樹木16の根の生育に適した環境となる。
(もっと読む)


1 - 2 / 2