説明

久野金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】スライド4の熱膨張がスライドと本体ガイド7、8、9との間の摺動に影響することを抑制する。
【解決手段】本体ガイド7、8、9は、スライド4の周りの3個所にスライドの摺動方向に沿って配置され、一方、スライドの本体ガイドに摺動する部分には、スライドガイド40が本体ガイドに沿ってスライドと一体に設けられる。本体ガイドとスライドガイドとは、ナローガイド10を構成するように、摺動溝70内に突状体41が嵌合して成り、且つ、突状体の嵌合先には所定の空間Cが設定される。スライドを挟んで対向する一対の本体ガイドは、摺動溝内への突状体の嵌合方向が互いに反対向するように配置されている。スライドを挟んでナローガイドを対向配置したため、スライドが熱膨張したとき、その膨張はナローガイドの突状体が、その嵌合先の空間内に延びることで逃され、本体ガイドとスライドガイドとの間の摺動隙間には殆ど影響を与えない。 (もっと読む)


【課題】ダイセットの外側にクッションを使用せずに、パッドとダイの間にシワや割れの発生を抑止するシワ押さえ力を発生させることができ、ストローク高さを確保することができる絞り金型を提供する。
【解決手段】絞り金型10の上型ダイセット12にはダイ14が取り付けられ、下型ダイセット20のはパンチ22とパッド24が取り付けられている。そして、上型ダイセット12には、ダイ14の左右方向外側に、左右方向に移動自在に係合された略矩形のロックカム30が配設されており、ロックカム30のダイ14に面する側面には、ダイ14とパッド24を挟み込むことのできる凹部31が形成されている。そして、下型ダイセット20には、ロックカム30を左右方向の内側に移動させることのできるカムドライバ40と、ロックカム30を元の位置に復帰させることのできるリリースドライバ46が配設されている。 (もっと読む)


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