説明

佐原化学工業株式会社により出願された特許

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【課題】ウォーターサーバ等と称される飲料水供給装置に取り付ける飲料水用容器を使い捨てにすべくその肉厚を薄くして、既存の飲料水供給装置に取り付けて使用しても、容器が収縮変形することのない飲料水用容器を提供する。
【解決手段】容器本体11の口部11aを塞ぐキャップ12に形成されている筒状開口部12aの内周面に、その軸方向両端を連通させる溝12bを形成するとともに、その筒状開口部12aを塞ぐ中栓13の外周面に、溝12bに嵌まり込む凸部13bを設けた構造とし、筒状開口部12aに飲料水供給装置2の導水管22が嵌まり込むように容器1を当該飲料水供給装置2に取り付けたとき、導水管22と筒状開口部12aの間に形成される溝12bによる隙間を通じて外部の空気を容器1内に流入させ、容器1内が負圧となって収縮変形することを防止する。 (もっと読む)


【課題】容器本体の底部に把手部材を一体化してなる把手付き容器において、比較的簡単な構成のもとに把手部材を確実に容器本体に一体化することのできる構造を持つ把手付き容器とその製造方法を提供する。
【解決手段】2軸延伸ブロー成形体からなる容器本体1の底部12に凹部13を形成し、その凹部13にインサート成形により一体化された把手部材2を有し、この把手部材2の容器本体1の凹部13に密着する密着部位に、容器本体1の中心軸に対応する位置を含んで当該中心軸方向に貫通する孔21bを形成し、その孔21bの内周部と当該密着部位の外周部の双方に、容器本体1を形成する樹脂が巻き込むことによって容器本体1に把手部材2が一体化された構造とすることで、把手部材2が容器本体1から外れることを防止するとともに、孔21bの存在により、2軸延伸ブロー成形工程において延伸ロッドによる押圧力が把手部材2に作用することを防止する。 (もっと読む)


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