説明

三習工業株式会社により出願された特許

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【課題】生産性が高く、電池ケースの製造に際して高い精度を要求されることが無く、溶接の熱による悪影響を抑えることもできる電池ケースの蓋の接合方法を提供する。
【解決手段】電池ケース本体12に蓋16を接合する方法で、下側にいくに従いテーパー状に内径が広くなり上端部分内径は電池ケース本体12の上端部外径よりも小さいテーパー部5を有するカシメ孔3が形成された金型本体2と金型本体に備えた冷却手段6を有するカシメ金型1を用い、蓋16を載置した電池ケース本体12をカシメ孔3内に下方から、上端がテーパー部5の上端で内周側に押圧されるまで挿入し、カシメ孔3の内壁で電池ケース本体12の上端部分を内周側に押圧して蓋16の外周部分をかしめ、この状態で電池ケース本体12の上端部分の内周部分と蓋16の外周部分との当接箇所をレーザー溶接で接合する。 (もっと読む)


【課題】十分な強度を得ることができるとともに、多数個を積み上げてユニット化した場合でも十分な放熱を可能とした電池ケースを得ること。
【解決手段】キャビティー13を有するダイ12と、ダイ12に対して相対移動可能に配置されて下降することでキャビティー13内に先端部分を挿入可能としたパンチ14を用いて、キャビティー13内にスラグ15を充填し、パンチ14を下降させてスラグ15を衝撃的に押圧し、それによって、スラグ15を塑性的に変形させて電池ケース1を製造する方法において、キャビティーとして、少なくとも四隅部分又は四隅部分以外の部分の一部を、キャビティー13の外周側に膨らませて拡大部17を形成したものを用いることで、少なくとも四隅部分又は四隅部分以外の部分の外側に、高さ方向に亘ってリブ3を備えた電池ケースを得ることを可能とした。 (もっと読む)


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