説明

有限会社坂井家起こしにより出願された特許

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【課題】支持地盤又は擁壁の底面部との間に固化物を介在させることなく一番下の補強杭の先端を支持地盤又は擁壁の底面部に到達させ、不同沈下によるべた基礎の傾きの修正や仮受け状態でのべた基礎の傾きの防止を確実に行う。
【解決手段】不同沈下している構造物のべた基礎2の直下に鋼管からなる補強杭30を土中に圧入するための作業空間32を掘削形成する掘削工程と、べた基礎2の底面を支圧面にして構造物の荷重の反力により補強杭30を順次継ぎ足しながら圧入する補強杭圧入工程とを具備する。そして、補強杭圧入工程において補強杭30の反力が構造物の荷重を上回ったとき、作業空間32に露呈している一番上の補強杭30に対し当該補強杭30の側方からコンクリートブレーカー34により均等に衝撃を付与して一番下の補強杭30の先端に振動波を伝達し、この状態で、補強杭30の反力が構造物の荷重を再度上回るまで当該補強杭30を圧入する。 (もっと読む)


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