説明

株式会社東京軽合金製作所により出願された特許

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【課題】溶湯の充填性に優れ、鋳造品に鋳造欠陥が生じることを充分に防ぐことができる ナックルの傾動式重力鋳造法の提供。
【解決手段】傾動式重力鋳造装置1は、金型2にラドル7を備え、ラドル7に溶湯Mを溜め、金型2が傾けられたときに湯口5を介して該金型2のキャビティ6に溶湯Mを注ぐものである。キャビティ6内にはナックルCのベアリング支持部に有底穴C1を形成する為の円柱状凸部4Bが配設され、キャビティ6は該円柱状凸部4Bの軸線上に加圧用ボス部6Aを備えている。金型2を傾ける金型傾動工程が完了するまでの間に、加圧用ボス部6Aにおける溶湯を加圧ピン23により加圧する加圧工程と、湯口5を遮断部材18で遮断する湯口遮断工程とを開始する (もっと読む)


【課題】キャビティ内への金属溶湯の充填時に、加圧室内への加圧により不活性ガス供給管内において金属溶湯の液面が上昇することを防止することができる低圧鋳造装置、及び当該低圧鋳造装置を用いて行う低圧鋳造方法の提供。
【解決手段】気体供給管31と不活性ガス供給管41とは連通管33を介して接続されており、連通管33を通して互いに連通可能である。連通管33には、電磁弁からなる第1の弁34が設けられており、第1の弁34は連通位置と遮断位置との間で移動可能である。連通位置とすることで、気体供給管31内と不活性ガス供給管41内とを連通させ、遮断位置とすることで気体供給管31内と不活性ガス供給管41内とを遮断する。気体供給装置32から気体供給管31と、連通管33及び不活性ガス供給管41の一部とを通して加圧室10内へエアを供給して、加圧室10内を加圧する。 (もっと読む)


【課題】湯道のストーク上端近傍位置において発生したリング状の凝固層が下型に残ることを防止し、短いサイクルで連続して鋳造を行うことができる低圧鋳造装置、及び当該低圧鋳造装置を用いて低圧鋳造を行う低圧鋳造方法の提供。
【解決手段】保持ピン21Cは、貫通孔21bの下端の開口の周囲を取巻くようにして当該開口の周方向へ略等間隔で4本設けられており、ストーク11の上端に向けて延出している。保持ピン21Cの延出端は、下型22の第1湯道20a内に至り、第1湯道20aを画成する下型22の内周面のテーパー状面22Aから所定の距離で離間している。型開きの際に、第1湯道20aの周縁部において凝固した溶湯2からなるリング状の凝固層2Aは、保持ピン21Cに抱きついた状態のまま、製品部、及び第2湯道20cにおいて凝固した溶湯2の部分たる湯道相当部とともに下型22から離間する。 (もっと読む)


【課題】所望の圧力で溶湯をキャビティへ充填できる低圧鋳造装置、及び当該低圧鋳造装置を用いて行う低圧鋳造方法の提供。
【解決手段】縁部板状部21Aと加圧室20を画成する壁部1Aの周囲のケーシング1Bとの間には連結手段と押圧手段とが設けられている。連結手段は、それぞれ略板状をなす第1環状部材41と第2環状部材42とを有しており、これらは、管状部材36のフランジ部36Aを鉛直上下方向から狭持している。ケーシング1Bの貫通孔1bを貫通するボルト48は第1環状部材41に螺合しており押圧手段をなす。ボルト48を第1環状部材41に対して螺進させることにより、管状部材36、第1環状部材41、第2環状部材42、ストークプレート21、及びストークは一体で鉛直上方へ移動し、ストークの上端が中間ストークの下端に押圧される。 (もっと読む)


【課題】鋳造時に加圧室を加圧する際に、加圧室と第1溶湯室とを連通する溶湯取入口を確実に塞ぐことができる低圧鋳造装置、及び当該低圧鋳造装置を用いて低圧鋳造を行う低圧鋳造方法の提供。
【解決手段】ゲート20aを介してキャビティ20bに連通するストーク11の下端に対向する位置には、加圧ポット40の底面の貫通孔40aが形成されている。貫通孔40aとストーク11下端との間には、溶湯2の流れにより押圧されて移動(駆動)するセルフ弁43が設けられている。セルフ弁43は、加圧ポット40内を加圧していないときに、第1溶湯室31側から加圧ポット40側へ溶湯2がセルフ弁43を押圧することにより連通位置となり、加圧ポット40内を加圧しているときに、加圧ポット40側から第1溶湯室31側へ溶湯2がセルフ弁43を押圧することにより連通遮断位置となる。 (もっと読む)


【課題】 加圧室の溶湯を加圧しキャビティへ充填する際に、気体が加圧室から出湯室及び保持室へ漏洩することを防止できる低圧鋳造炉、及び低圧鋳造方法の提供。
【解決手段】 低圧鋳造炉1は保持室20、加圧室30、出湯室40、及び連通路50を有し、連通路50は保持室20、加圧室30、及び出湯室40を互いに連通する。加圧室30には、加圧室30内に気体を供給することにより加圧室30内の溶湯を加圧する加圧装置31と、管状部材34とが設けられている。管状部材34は、気孔率が2%以下のファインセラミックスにより構成されており、管状部材34の外周面は、第1壁部10A及び第2壁部10Bを含む低圧鋳造炉本体10の部分であり加圧室30を画成する内壁の部分であって加圧手段31により加圧室30内に供給された気体に曝される部分を覆うように配置されている。 (もっと読む)


【課題】 保持室に溶解炉を接続しておく必要がなく、鋳造により保持室内の溶湯が減少して保持室内の湯面が定湯面位置と一致しない位置となっても出湯室内の溶湯の湯面を定湯面位置とすることが可能な低圧鋳造方法、及び当該低圧鋳造方法を行うための低圧鋳造炉の提供。
【解決手段】 低圧鋳造炉1は保持室20、加圧室30、出湯室40、及び連通路50を有し、連通路50は保持室20、加圧室30、及び出湯室40を互いに連通する。加圧室30には、加圧装置31が設けられており、保持室20にはストッパー21が設けられている。キャビティ3aへ溶湯2を充填する前に、ストッパー21によって保持室20と連通路50とを遮断し、加圧室30内を密閉状態とし、加圧室30内の溶湯2を加圧装置31により加圧することによって出湯室40内の湯面位置を定湯面位置Bとする。 (もっと読む)


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