説明

株式会社共立理化学研究所により出願された特許

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【課題】 試料水中に存在する低濃度のマンガンを現場で簡便且つ迅速に定量するための方法を提供する。
【解決手段】 試料水に酸化剤陰イオンを添加して、溶存マンガン化学種を有色の過マンガン酸イオンに酸化させ、続いて嵩高い陽イオンを添加して、過マンガン酸イオンと酸化剤陰イオンと嵩高い陽イオンの3成分から構成される疎水的なイオン会合体を生成させた後、抽出媒体としてナフタレンを用いずにその溶液を濾過膜に通過させて、疎水的なイオン会合体を濾過膜の表面に化学的に吸着捕集させ、その濾過膜の着色度合によりマンガン濃度を判定する。 (もっと読む)


【課題】 割れやすいガラス及び電源が必要なポンプを使用することなく、簡単なプロセスで、しかも安価に、紫外線照射による液体試料の酸化等が行われることが可能な化学分析用液体処理装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 紫外線照射ランプの外周部に透光性のあるチューブを巻設した化学分析用液体試料処理装置である。すなわち、発光体と、発光体の外周部に設けられたチューブとを備え、上記チューブが液体試料を大気圧によって保持する内径に形成され、前記発光体によりチューブ内の液体試料が酸化処理されることを特徴とする装置である。 (もっと読む)


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