説明

株式会社天辻鋼球製作所により出願された特許

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【課題】横軸型加工装置に竪型加工装置の利点を取り入れ、安定的に大容量加工が可能で、しかも精度がよく、キズの出ない加工装置を提供する。
【解決手段】円盤の一部に切り欠き部3を有し、片側にボールが転がる溝を同心円状に複数有する砥石が装着された固定盤1と、この盤の溝側に対向し、ボールが転がる同心円状溝を固定盤と同数有する砥石が装着された回転盤2からなるボール加工装置において、固定、回転盤砥石の装着面を水平方向より5乃至45度傾斜せしめると共に、固定盤の切り欠き部3に固定盤と回転盤に挟まれたボールを取り出す機構8及びボールを供給する供給シュート5を設け、かつ更に両盤の横に回転コンベア4を設けて該コンベアに前記供給シュート5側か、取り出し機構8側にボールを移送するボール移送機構を付設した。 (もっと読む)


【課題】
等速ジョイント用ボールとして、従来のボールに比し、より安価で耐焼付性及び耐異物性に優れたボールを提供する。
【解決手段】
等速ジョイント用ボールにおいて、SUJ2のコイル状の線材を所定長さに切断後、冷間鍛造、バリ取り、ずぶ焼処理および焼き戻し後、ピーニング,グライディング,ピーニングの工程をその順序で加工し、最後にラッピング処理してボール表面の残留炭化物の面積率が5〜8%で、ラッピング後の該ボール表面のロックウエル硬さが平面換算値でHRC66〜69の硬さを有するようにした。 (もっと読む)


【課題】転がり軸受の表面起点型剥離に起因する寿命を長くする。
【解決手段】転動体の転動面から50μmの深さ位置での硬さを、軌道輪の軌道面から50μmの深さ位置での硬さより硬くし、その差をビッカース硬さ(HV)で50以上150以下とする。転動体の転動面の圧縮残留応力を、最表面が最大で深さ方向に連続的に減少させ、前記圧縮残留応力の最大値を600MPa以上にする。 (もっと読む)


【課題】
転がり軸受用鋼球として特殊な表面処理を行うことなく、耐異物性,耐圧痕性に優れ、軸受組み込みキズや扱いキズの低減した鋼球を提供する。
【解決手段】
SUJ2のコイル状の線材を所定長さに切断後、冷間鍛造、バリ取り、ずぶ焼処理および焼き戻し後、ピーニング,グライディングもしくはグライディング,ピーニングの工程で加工され、最後にラッピング処理された転がり軸受用鋼球であって、鋼球表面のビッカース硬さをビッカース痕深さが5μm以下になるような荷重にて測定し、その値が平面換算した値で870HV以上、表面から鋼球直径の5%までの硬さが830HVを超え、ラッピング後の鋼球表面の圧縮残留応力が900MPa以上である鋼球である。 (もっと読む)


【課題】
被検査球に非接触で有害なキズをつけることなく検査を実施することができて、光を透過する材質を含む被検査球の全表面及び内部のキズ,異物及び欠陥の有無を判定可能とする。
【解決手段】
球体保持器4と、流体供給装置1を含み、球体保持器4は中心部に流体供給装置1に連通する流体噴出孔2aを有していると共に、上面に半球状のくぼみを形成してなり、かつ半球状のくぼみには中心より放射方向に1本又は非対称複数本の流体流出溝3を設けて被検査球7を流体噴出孔2aよりの噴出流体で球体保持器4上に浮揚させ、非接触で回転させながら検査手段により被検査球7の全表面及び内面を検査する。 (もっと読む)


【課題】
特にセラミックス球の外観検査装置において、静電気帯電防止を図ると共に、従来の装置で検出困難であったセラミックス球特有の色むら等の欠陥の検出を可能ならしめる。
【解決手段】
セラミックス球1を油中に浸漬し、油中で回転装置によって子午線状に回転するセラミックス球の表面に照明手段6により光を照射して撮影手段7により球全表面を撮影し、撮影された球表面の画像を処理してセラミックス球の欠陥の有無を判定する装置において、上記照明手段6を特にセラミックス球に明視野及び暗視野となるように光を照射可能な照明手段とした。 (もっと読む)


【課題】
セラミックス球の表面に強靱化処理を行うためのピーニング処理の処理量を増加させると共に、処理後の仕上げ研磨加工を容易にする。
【解決手段】
内部に攪拌用のインペラ4を有する多角形のドラム1を用いて、セラミックス球の表面強靱化ピーニング処理を行うにあたり、前記ドラム1の少なくとも内壁2とインペラ4表面を柔軟な樹脂面に形成し、該ドラム1内を回転させ、セラミックス球を攪拌させると共に、攪拌用のインペラ4を前記ドラム1と逆方向に回転させてセラミックス球同士の衝突とセラミックス球と前記ドラム内壁樹脂面との衝突ならびにセラミックス球とインペラ表面樹脂面との衝突によってセラミックス球の表面を強靱化する。 (もっと読む)


【課題】
従来の超音波探傷方式の検査装置では被検査対象物を数多く検査し、これらのデータを数多く重ねなければならなかったのをマスターを使用することにより欠陥の位置や大きさを容易に評価し、かつ検査装置の精度の信頼性を高める
【解決手段】
金属材料からなる球体をある平面において切断した後、その一方の切断面に垂直に、かつ反対側の球表面近傍に至る穴13を径がφ0.2mm以上、0.7mm以下のドリルを用い、穴の底部から球表面までの距離12が50μm〜300μmの範囲で穴をあけて球内部欠陥探傷装置用マスターとして作成した。 (もっと読む)


【課題】
球内部欠陥探傷装置において、該装置の精度を確認し、被検査球状体の内部欠陥の位置,大きさを把握容易なマスターボールを提供する。
【解決手段】
球内部欠陥探傷装置によりセラミックス球,ガラス球等の球内部に発生する材料欠陥を検出するにあたり、検査装置の精度を確認し、被検査球状体の内部欠陥の位置,大きさの基準として用いるマスターボールであって、セラミックス材料からなるマスターボール球状体1の内部に、金属材料からなる微小球体2を球状体の表面から球径の3.5%から50%の深さに埋め込んでなる構成よりなる。 (もっと読む)


【課題】
球表面及び球内部全域の欠陥を容易且つ確実に検出し、製品の信頼性を高めると共に、作業性の向上を図る。
【解決手段】
液中で検査対象球31を子午線状に回転させて、該検査対象球の中心を向いた位置に配置された垂直波法用超音波探触子36から検査対象球31に超音波を送信し、球の内部を伝播し、反射されて戻る超音波を受信して電気変換し、波形信号のレベルにより該球の表面から0.4mm以上の内部の欠陥の有無を判定すると同時に、該検査対象球31の中心線から該球の球径の20〜23%外れた位置に中心線が配置された表面波法用超音波探触子37から検査対象球に超音波を送信し、球表面及び球表面近傍を伝播して反射されて戻る超音波を受信して電気変換した波形信号のレベルにより該球の表面から0.4mm以内の表面欠陥と内部欠陥の有無を判定することを同時に行なって球体の背内規を同時に高速で検査する。 (もっと読む)


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