説明

DOWAエフテック株式会社により出願された特許

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【課題】1GHz以上の高周波帯域における優れた電波吸収性能を、従来より薄いシート厚で実現し得る電波吸収体用磁性粉体を提供する。
【解決手段】下記A成分、下記M成分およびFeと、酸素で構成され、M成分とFeのモル比を、M成分:Fe=x:24とするとき、1.2≦x≦2.5が成立する組成のZ型六方晶フェライトの粉体であって、当該粉体を構成する前記Z型六方晶フェライト粒子の平均アスペクト比が4以上である電波吸収体用磁性粉体。ただし、A成分はアルカリ土類金属元素およびPbの1種以上、M成分は2価のFeを除く金属元素の1種以上からなる。このような平均アスペクト比の大きいZ型六方晶フェライト粉体は、フラックス機能を有する金属塩化物を原料に配合すること、および焼成後の粉砕工程をハンマーミルによる衝撃粉砕あるいはさらに湿式粉砕で行うことによって実現できる。 (もっと読む)


【課題】軟磁性鉄合金を使用して電波吸収体に適した絶縁性の高い磁性粉末を提供する。
【解決手段】粒径100μm以下、アスペクト比5以上の軟磁性鉄合金粒子1の表面周囲に平均粒径5μm以下のソフトフェライト粒子2が有機質または無機質の結合材3を介して付着した複合粒子で構成される粉末であって、当該粉末中には軟磁性鉄合金100質量部に対しソフトフェライトが40〜80質量部の割合で含まれている磁性粉末。軟磁性鉄合金としては、Si:4〜13質量%、Al:4〜7質量%、残部実質的にFeの組成、またはSi:3〜7質量%、残部実質的にFeの組成を有するものが好適に使用できる。 (もっと読む)


【課題】電波吸収体に使用したとき、電波吸収体の厚さが変動しても整合周波数が変化しにくい性質を発揮するマグネトプランバイト型六方晶フェライトを提供する。
【解決手段】 組成式AFe(12-x)(B10.5B20.5)x19で表され、AはBa、Srの1種または2種、B1はTi、Zrの1種または2種、B2は2価金属元素であり、B2としてCo、Mn、Cu、Mg、Zn、Niのうち2種以上を含有するマグネトプランバイト型六方晶フェライト。B2として少なくともZnを含有するものが好適な対象となる。 (もっと読む)


【課題】 異方性のW型6方晶フェライトを製造するさいに、スピネル化合物およびM型フェライト化合物の含有量の少ないW型フェライト化合物を製造する。
【解決手段】 W型フェライトを製造するにあたり、スピネル型フェライト化合物と平均粒径1.3μm以下のM型フェライト化合物とを、または、スピネル型フェライト化合物に対応する組成となる量比の原料粉とM型フェライト化合物とを、W型フェライト化合物に対応する組成となる量比で配合した混合粉を得、この混合粉を圧粉成形し、焼成し、さらには所望により、粉砕してW型フェライトを得る。W型フェライトは、A〔Zn2(1-x)(LiFe)x〕Fe1627(ただし、AはSrまたはBa、x=0〜0.5)の組成を有する化合物であることができる。 (もっと読む)


【課題】使用する磁性粉を変えずに、シートの厚さを変えるだけで種々のGHz帯周波数に対応できる電波吸収体素材、およびその素材を加工した電波吸収体を提供する。
【解決手段】 体積固有抵抗値が1×10-4Ω・cm以下、飽和磁束密度σsが10emu/g以上の導電性磁性粉末を含有した電波吸収体素材。その導電性磁性粉末は、例えば金属Cu等の非磁性導電層を表面に有するフェライト粉が使用できる。この電波吸収体素材は圧延等により種々の厚さのシート状電波吸収体に加工して使用される。 (もっと読む)


【課題】磁気カードに使用したときにスペーシングロスに強い、保磁力分布が小さく且つ低保磁力の磁性粉ならびにそれを用いた磁性塗料および磁気シートを提供する。
【解決手段】 保磁力800(Oe)以下、明細書記載の測定法によるSFD値0.30以下のフェライト磁性粉であって、特に、下記(1)式で表されるマグネットプランバイトの磁性粉ならびにそれを用いた磁性塗料および磁気シート。AO・n(Fe1-X-YxM'y)23…(1)。ただし、AはSr,Ba,Caの1種または2種以上、MはV,Sn,Ti,Zr,W,Nbの1種または2種以上、M'はMn,Zn,Cu,Co,Ni,Mgの1種または2種以上の元素で構成され、nは5〜6、xは0〜0.2、yは0〜0.2である。好適な性能を有するものとして、MがCoを含み、M'がTiを含むものが挙げられる。 (もっと読む)


【課題】ペーストにしたとき磁気によって回路形成および所望方向の導通が実現できる導電性磁性粉およびそれを用いた導電性ペーストを提供する。
【解決手段】例えば貴金属やCuなどの物質からなる「非磁性導電層」を表面に有する、飽和磁化σsが少なくとも7emu/g以上、好ましくは10emu/g以上の導電性磁性粉。特に、体積固有抵抗値が1Ω・cm以下の磁性粉が好ましい。前記非磁性導電層は、芯材である粉末粒子に無電解めっき法で形成することができる。また、このような磁性粉を用いた導電性ペーストが提供される。 (もっと読む)


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