説明

電化皮膜工業株式会社により出願された特許

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【課題】軽量で非磁性の金属であるアルミニウム合金あるいはマグネシウム合金の表層近くに磁性材料層を偏在させて形成し、本来磁性のないこれら合金を強磁性材料とすることができる軽量金属材料の提供を目的とする。
【解決手段】
アルミニウム又はマグネシウムの溶湯と消磁した強磁性体又は未着磁強磁性体の微小固体及び/又は粉体材料を分散混合させた混合溶湯を鋳型内に注湯することで、単層複合又は多層複合構造を持った消磁性体材料を軽金属材料の表層近くに偏在させ、必要によっては磁場配向を加え急冷凝固することにより強磁性体の前駆体である軽金属複合材料を着磁又は消磁−着磁することで軽金属合金材料を強磁性体材料とすることができる。 (もっと読む)


【課題】部分アルマイト又はアルマイト素地露出部位の修復方法を提供する。
【解決手段】部分アルマイト及びアルマイト素地露出部位が発生いたした時に部分処理又は修復方法での全方位処理法として、液体又は固形化電解液を用い、電源、被処理材及び緩衝材+電極、必要によっては冷却系及びマスキングより成る装置により、極間10μm〜1.5cm、極比1:0.1〜2.0,電圧0.1〜20V,電解温度0〜35℃等の条件で処理をし、素地露出部位の修復及び部分アルマイト処理を行なう方法である。 (もっと読む)


【課題】生産性に優れる皮膜付き金属部材の製造方法、及びこれにより得られ、優れた耐食性を有する皮膜付き金属部材を提供すること。
【解決手段】皮膜付き金属部材の製造方法は、金属部材を研磨する工程(1)、工程(1)より後に実施され、陽極酸化処理をし、陽極酸化皮膜を形成する工程(2)、工程(2)より後に実施され、置換めっき及びストライクめっきの少なくとも一方をし、置換めっき皮膜及びストライクめっき皮膜の少なくとも一方を形成する工程(3)、及び工程(3)より後に実施され、電気めっきをし、電気めっき皮膜を形成する工程(4)を含む。
皮膜付き金属部材は、皮膜付き金属部材の製造方法により得られ、金属部材と、金属部材の表面に形成される皮膜とを有し、皮膜が、陽極酸化皮膜と、置換めっき皮膜及びストライクめっき皮膜の少なくとも一方と、電気めっき皮膜とを積層形成した構造を有する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、マグネシウム又はマグネシウム合金を基材として用いた場合に生じる問題を解消できるとともに、デザイン性の向上した時計用指針、それを備えた時計及び時計用指針の製造方法を提供することである。
【解決手段】指針2は、マグネシウム合金からなる基材と、陽極酸化皮膜とメッキ層とからなる表層とを有する。これにより、マグネシウム又はマグネシウム合金を基材として用いることにより、アルミニウムを基材として使用した場合と比較し、軽量性、高剛性に優れた時計用指針を提供できる。軽量性、高剛性に優れているため、指針の長さ、幅、厚さに係る制約が減少する。従って、デザイン性の向上した時計用指針を提供できる。 (もっと読む)


【課題】陽極酸化処理を施されたマグネシウム金属材料とその製造方法において、耐食性に優れるとともに、高い寸法精度を実現することができ、しかも低い表面粗度を有するマグネシウム金属材料およびその製造方法を提供する。
【解決手段】マグネシウムまたはマグネシウム合金からなる母材2の表面に、主成分としての酸化マグネシウムと、水酸化マグネシウム、マンガン、アルミニウム、および/またはフッ素とを含むスピネル型多孔質陽極酸化皮膜3を備えるマグネシウム金属材料1であって、スピネル型多孔質陽極酸化皮膜3が、多孔質層4と、バリヤ層5とを有しており、多孔質層4の微細孔の平均孔径が50nm〜20μmであり、多孔質層4とバリヤ層5との合計厚さが1〜50μmであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】半導体装置または皮膜中の不純物を嫌う部位または部品等に用いる軽量化アルミニウム部材を開発する。
【解決手段】表面に陽極酸化皮膜を有するアルミニウム金属材料であって、該皮膜から溶媒への、本文中に定義するイオン溶出量が、純水中で60℃、360時間連続運転後において導電率換算率で5μS/cm以下である事を特徴とするアルミニウム金属材料及びその製造法である。この様な不純物溶出の少ない皮膜は陽極酸化処理後に超音波法及び/又は電解法で洗浄し、封孔処理と遠赤外線照射による後処理をする事で得られる。陽極酸化皮膜の主成分は、80%〜100%未満の酸化アルミニウム及び/又は水酸化アルミニウムで、残りは皮膜補助成分である。この材料は半導体装置または不純物の溶出を嫌う部位または部品に適する。 (もっと読む)


【課題】マグネシウム合金の表面に特定組成の表面層を形成し、熱エネルギーの吸収、放熱に優れた軽量の放熱材料を開発する。
【解決手段】マグネシウム合金の表面に、火花放電又はノン火花放電を伴った陽極酸化を施してMgOまたはMg(OH)を主成分とするスピネル構造又は多孔質構造の層を形成し、この表層は4〜25μmの赤外領域において、被測定物の温度を100℃とした時の最大放射率が0.85以上であり、且つ面粗さはRa5μm以下の平滑性を有し、色調は緑、青、紫及び赤みの黄系で、マンセル表示では、色相(H)は5GY〜10YR、明度(V)は1〜7、彩度(C)は0.2〜12の範囲を有している材料からなる、軽量な放熱材料である。 (もっと読む)


【課題】マグネシウム合金の表面を耐食性があり、且つ金属光沢を有する装飾性の高いた金属材料及びそのための表面処理方法を提供する。
【解決手段】マグネシウム合金からなる基材と、平均孔径5〜1000nm、長さ1〜50μmの微細孔を1mm当たり1万個以上の密度で有し、且つ該微細孔の各々に多数の枝分かれした平均孔径5〜500nm、長さ10nm〜40μmの枝微細孔を有する構造の新規な多孔質層と、該多孔質層の底部にあって実質的に無孔性のバリア層とからなる陽極酸化皮膜を有する金属材料である。マグネシウム又はマグネシウム合金を電圧又は電流波形のリップルが15%以内の直流電源にて電解する事によって達成される。この皮膜の光反射率は優れている。 (もっと読む)


【課題】マグネシウム合金の表面に酸化マグネシウムのスピネル構造又は非スピネル型構造を形成して、耐食性の材料を開発する。
【解決手段】マグネシウム合金の表面に、一般式MgO・(Aからなるスピネル構造又は非スピネル型構造を有し、平均孔径が50nm〜25μmの微細孔を多数有する厚さ1〜80μmの多孔質陽極酸化皮膜を形成する。微細孔は二水準の層を形成しており、表面層の孔径は100nm〜25μmで、この孔径は普通の火花放電型陽極酸化処理で形成されたものよりも小さい。一般式中のAは、Al、Mn、Si、B、Ca,Ti,V,W,Mo,Zr,Znなどの元素、n、m、xは各々各元素の酸化状態を示す数字を示す。この様な表面の材料を得るためには70Hz以上の周波数の交流波、パルス電源又は極性反転波などを用いて、火花放電を伴った陽極酸化を施して行う。 (もっと読む)


【課題】アルミ合金の表面に御影石調の模様を有する内外装材及びその製造方法を提供する
【解決手段】アルミニウム合金に予備熱処理として、再結晶温度+50℃〜450℃の温度で0〜6時間、その後0〜5%の歪みを掛け、更に調整熱処理として、400〜630℃で0〜6時間、両者合計で30分〜12時間の熱処理を行い、平均粒径が0.1〜5mmの結晶を持つ素材を作り、その結晶及び結晶方位の違いを鮮明に発現させる前処理及び陽極酸化処理を行い、次いで染色、電解発色、合金発色、電解着色等の多様な着色技術を利用して、光沢度が5〜80%(入射角、測定角85°)、色調は緑、青及び紫系でマンセル表示では、色相(H)は5GY〜10P、明度(V)は1〜7、彩度(C)は0.2〜6を有している御影石模様を形成する。これにより、従来石板の使用が不向きであった住宅資材、電子、モバイル、カーアクセサリー関連用途に軽い、割れないアルミ合金の御影石調模様の加工材提供が可能となった。 (もっと読む)


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