説明

山陽電気工業株式会社により出願された特許

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【課題】 本発明の課題は、1次側の直流電流によって磁気コアが飽和しにくく、且つギャップの効果を機械的構造内に安定して調整可能な変流器を提供する。
【解決手段】 ギャップを有する複数の中空の磁性コアを、互いのギャップが散在するように中空を共通に積み重ねると共に、各磁性コアの間に中空の非磁性体を介在せしめて中空積層コアを構成し、これに2次巻き線を施すことを特徴とした変流器。このさい、それぞれの前記磁性コアは、互いのギャップが中空中心からみて等角度に配置されるように積み重ねられている。なお、複数個の磁性コアは、それぞれ非磁性ケースに入れてから積み重ねて前記積層コアを構成する。 (もっと読む)


【課題】 耐雷強化型低圧用絶縁変圧器の小形軽量化、薄型化を容易にする放熱構造の提供。
【解決手段】 リング状巻鉄心1に第一絶縁体2を介して一次巻線3を巻装したリング体4の全面を被覆する絶縁ケース10に、一次巻線3の一次リード線3a、3bをケース外に導出するリード導出部13を形成し、絶縁ケース10の外周に軸方向に放熱筒16と外気取入れ筒18を形成する。放熱筒16の放熱口15と外気取入れ筒18の外気取入れ口17をリング体4と絶縁ケース10の間の間隙Gに連通させて、リング体4の発熱をケース外に放熱し、一次巻線3の温度上昇を抑える。 (もっと読む)


【課題】 性能や品質を低下させることなく小型軽量化を容易にした耐雷強化型低圧用絶縁変圧器の提供。
【解決手段】 リング状の巻鉄心1の全面を塗装膜などの第一絶縁体2で被覆し、第一絶縁体2を介して巻鉄心1に一次巻線3を一層に巻装してリング体4を形成する。このリング体4の全面を絶縁ケースである第一ケース11と第二ケースで被覆して高圧絶縁を構築する第二絶縁体10を形成し、第二絶縁体10の外面に導電塗料膜などで静電遮蔽体20を形成し、その上に二次巻線30を一層で巻装して、耐雷強化型低圧用絶縁変圧器を構成する。 (もっと読む)


【課題】 耐雷強化型低圧用絶縁変圧器における巻線間や一次リード線における構造簡単で信頼性の高い静電遮蔽構体を提供する。
【解決手段】 リング状巻鉄心1に第一絶縁体2を介して一次巻線3を巻装したリング体4の全面を被覆する絶縁ケース10の外面に、静電遮蔽テープ21を巻装して静電遮蔽構体20を構築し、その上に二次巻線30を巻装した耐雷強化型低圧用絶縁変圧器である。静電遮蔽テープ21は、長尺な絶縁性テープ基材22の片面に静電遮蔽層23を被着したもので、テープ基材22の幅方向両端縁部は静電遮蔽層の無い非静電遮蔽部24として形成される。隣接する静電遮蔽テープの幅方向片端部同士を重合させ、絶縁ケース10に順に巻回する。 (もっと読む)


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