説明

株式会社エス・テー・アイ・ジャパンにより出願された特許

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【課題】入射角度が変化しても均一な配光分布を実現する面状構造体に用いることができる光拡散糸を提供する。
【解決手段】ほぼ円形の横断面を有する光透過性で且つその表面が実質的な鏡面である単繊維2を4本単層に且つ並列に並べ、隣り合う単繊維2を互いに融着または溶着して固定することにより形成された平糸3に撚りが付与されている。撚りは、平糸3の幅の5倍の長さで1回を越える頻度で、光拡散糸1の全長にわたって連続的に与えられている。この撚りにより、光拡散糸1の長手方向に沿って平糸3の表面と裏面が周期的に逆転し、各単繊維2の長軸の向きも光拡散糸1の長手方向に沿って連続的に変化する。このため、光拡散糸1に平行光が入射した場合、平行光の入射角度が一定であっても、光拡散糸1の長手方向の個々の部分に応じて円錐面状の拡散光の中心軸の方向が互いに異なり、撚りの1周期において広い範囲に拡散光を生じる。 (もっと読む)


【課題】外力が加えられても、また水平あるいは斜めの方向に設置しても、多数の薄板形状の配光部材を傾きが乱れないように保持することができると共に容易に製造することができる配光制御装置を提供する。
【解決手段】ラダーテープ2、3の多数の開口7のそれぞれに対応する配光部材1が差し込まれて遊嵌され、一方のラダーテープ2を上方へ、他方のラダーテープ3を下方へそれぞれ引くと、ラダーテープ2の各横糸6は対応する配光部材1の下面に当接して配光部材1に上方へ持ち上げようとする力F1を作用し、他方のラダーテープ3の各横糸6は対応する配光部材1の上面に当接して配光部材1に下方へ押し下げようとする力F2を作用する。これにより、一方のラダーテープ2の開口7の下端部に位置する横糸6と他方のラダーテープ3の開口7の上端部に位置する横糸6との間に配光部材1が挟持される。 (もっと読む)


【課題】光源ランプから発した光を小さなビーム角の光束に変換することができる光源用反射体を提供する。
【解決手段】X軸方向に向かって開放された回転楕円体からなる反射面11aを有する第1の反射部11の前端に、X軸方向に向かって拡径された円錐状の反射面12aを有する第2の反射部12が連結されている。光源ランプ14の発光部から発して第1の反射部11の反射面11aに入射した光束L3は、この反射面11aで反射して前方へ進行し、光源ランプ14の発光部から発して第2の反射部12の反射面12aに入射した光束L4も、この反射面12aで反射して前方へ進行する。 (もっと読む)


【課題】剛性の優れた照明器を提供する。
【解決手段】細長い剛性の筒状構造体1の両端にそれぞれこの筒状構造体1の長軸に直交するように剛性の板状構造体2が固定され、これら板状構造体2の間に2本の直管状の蛍光管3が取り付けられている。筒状構造体1と蛍光管3との間に第1の反射体4が取り付けられ、蛍光管3の下方を覆うようにパネル状の光拡散透過体5が取り付けられている。筒状構造体1と一対の板状構造体2とにより高い剛性が保たれており、双方の板状構造体2の間に直管状の蛍光管3が堅固に支持される。各蛍光管3から発した光は、直接あるいは、第1の反射体4で反射した後に光拡散透過体5に入射し、この光拡散透過体5で拡散されて下方の照射領域へ出射される。 (もっと読む)


【課題】効率のよい拡散光束の利用を可能とする配光制御方法及び装置を提供する。
【解決手段】それぞれ断面がほぼ円の一部を形成し且つ表面が実質的な鏡面である多数の突条Uを有する細長い板状またはフィルム状の複数枚の構造体1が、互いの突条Uが平行になると共に互いの面が所定の間隔dを隔てて平行に対向するように配列される。構造体1の表面の点iに、ある入射角で光線Lが入射すると、突条Uの並びによる回折効果により、反射においても透過においても、点iを頂点とし且つ突条Uに平行な線を中心軸Cとする円錐の面状に拡散し、拡散反射光束Frは縦半分の円錐の面状に拡がり、拡散透過光束Ftは残る縦半分の円錐の面状に拡がる。 (もっと読む)


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