説明

株式会社山寿セラミックスにより出願された特許

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【課題】温度変化による反りが少なく、熱膨張を抑えた、優れた温度安定性を示すタンタル酸リチウム(LT)又はニオブ酸リチウム(LN)単結晶薄板を用いた複合基板を提供することを解決すべき課題とする。
【解決手段】 本発明の複合基板は、鉄、銅、マンガン、モリブデン、コバルト、ニッケル、亜鉛、炭素、マグネシウム、チタン、タングステン、インジウム、錫、レニウム、スカンジウム、ロジウム、ルテニウム、パラジウム、銀、白金、金、イットリウム、ネオジウム、イリジウム、ゲルマニウム、バリウム、セシウム、ストロンチウム、ガリウム、セリウム及びその他の遷移元素から選ばれる少なくとも一種以上の添加元素を0.002wt%以上0.1wt%以下の割合で含有するLT単結晶又はLN単結晶からなる単結晶薄板と、該単結晶薄板の一面に接合された低熱膨張基板と、からなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 温度変化による静電気の発生が少なく、電荷が発生しても速やかに自己中和できるタンタル酸リチウム単結晶を圧電基板として用いた弾性表面波フィルタおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 銅、マンガン、コバルト、ニッケル、イットリウムから選ばれる一種の添加元素を、0.01wt%以上1.00wt%以下の割合で含有し、表面電荷を自己中和し除去する自己電荷中和特性を有するタンタル酸リチウム単結晶から作製された圧電基板を有する。 (もっと読む)


【課題】 ポップコーンノイズが少なく、信頼性の高い焦電型赤外線検出素子、および焦電型赤外線検出器を提供する。
【解決手段】 焦電型赤外線検出素子1を、焦電性基板2と、焦電性基板2の対向する一対の表面20a、20bに形成された電極3a、3bと、を備えて構成する。焦電性基板2の体積抵抗率を、1×1010〜1×1013Ωcmとする。焦電性基板2の体積抵抗率が低いため、温度変化により電荷が発生しても、その電荷は焦電性基板2内を通って速やかに消滅する。このため、焦電性基板2の表面は高電圧にならず、放電が抑制され、ポップコーンノイズが低減される。 (もっと読む)


【課題】高電界を印加しないで周期分極反転構造を形成する方法及びその方法で形成された周期分極反転構造を提供すること。
【解決手段】強誘電体結晶基板1を還元処理して該結晶基板1の抵抗率を所定の値に低下させる還元処理ステップと、該強誘電体結晶基板1の分極方向にお互いに離れた第1の電極2及び第2の電極3を形成する電極形成ステップと、該第1の電極2及び第2の電極3間に電圧を印加する電圧印加ステップと、を有することを特徴とする周期分極反転構造20の形成方法。強誘電体結晶基板を還元処理すると酸素が抜け出して電子が動きやすくなることで抵抗率が小さくなり、低電圧を印加しても分極反転が生ずるようになるので、高電圧電源を必要とせず、比較的アスペクト比の大きな周期分極反転構造も精度よく形成することができる。 (もっと読む)


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