説明

島津工業有限会社により出願された特許

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【課題】直流電源でも交流電源でも使用可能な電気式のものであって、電極の消耗や溶損が避けられ、溶射材料として安価な線材が使用できて、構造が簡単で大型な冷却装置も必要ではない溶射装置を提供すること。
【解決手段】ノズル11内の作動ガス通路12に、電極13と、導電材料によって形成されて、作動ガス通路12内に順次送り込まれる溶射線材14の先端とを臨ませるとともに、これらの電極13及び溶射線材14との間に通電することにより、これらの間に発生させたアーク15によって、溶射線材14の先端を溶融し、この溶融された前記溶射線材14の先端を、作動ガス通路12内を送り込まれて来る作動ガスによって溶滴14aにしながら、ノズル11から噴射させるようにしたこと。 (もっと読む)


【課題】プラズマ化された作動ガスの噴射口の数を減らすことができて構造を簡素化でき、しかも仮に作動ガスの噴射方向がズレたとしても、完全に溶融された溶射材料を含むプラズマフレームを作り出すことができて、溶射材料の効率的な使用ができるプラズマ溶射装置を提供すること。
【解決手段】プラズマ溶射装置100の噴射通路12を、溶射材料17の1つの供給口15の両側に開口される2本のものとし、これら2本の噴射通路12を、その軸心方向がノズル陽極11の外側にて交差するようにするとともに、これら2本の噴射通路12の各内方に2本の陰極13を配置し、各噴射通路12の開口中心線が互いに平行で開口面積が同じ長穴としたこと。 (もっと読む)


【課題】 プラズマジェットフレームを高出力で比較的長時間にわたって連続して発生することのできるプラズマ溶射装置を得る。
【解決手段】 タングステンチップ12を有するカソード電極10と、該カソード電極10の前方に配置されたノズル状の第1アノード電極20と、カソード電極10の近傍に不活性ガスを供給する第1供給孔31と、第1アノード電極20の前方に配置されたノズル部材40と、該ノズル部材40の前方に配置された回転式の第2アノード電極50と、ノズル部材40の空間部に空気、水又は水蒸気を供給する第2供給孔32とを備えたプラズマ溶射装置。カソード電極10と第1アノード電極20との間に放電を発生させることでパイロットプラズマフレームを生じさせ、カソード電極10と第2アノード電極50との間に放電を発生させることで前記パイロットプラズマフレームが成長したプラズマジェットフレームを生じさせる。 (もっと読む)


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