説明

日豊商事株式会社により出願された特許

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【課題】下孔の全長に渡って地山改良材を略同時に、且つ略均一に注入することができる地山改良材注入装置を提供する。
【解決手段】注入用孔91を具備するケーシング鋼管90に挿入された、複数のパッカー10を貫通するインサート鋼管20が、各パッカー10の位置に対応した充填用孔21とパッカー10同士の間に吐出用孔22を有する。地山改良材は、インサート鋼管20に供給され、まず、パッカー10に充満してこれを膨張し、その後、該膨張によって仕切られたケーシング鋼管90に吐出用孔22を経由して吐出し、さらに、注入用孔91を経由して地山に注入される。このとき、吐出用孔22に設置された吐出用定圧開閉弁60が開放する吐出圧力は、充填用孔21に設置された充填用定圧開閉弁50が開放する充填圧力よりも高く、且つ、インサート鋼管20の先端に近い位置になる程高くなっている。 (もっと読む)


【課題】袋体が簡単な構造であって、単純な施工が可能になり、さらに、下孔の全長に渡って地山改良材を均一に注入することができる地山改良材注入装置を提供する。
【解決手段】袋体10を貫通する鋼管20において、袋体10の位置に袋体10に地山改良材を充填するための充填用孔21と、先端寄りに地山に地山改良材を注入するための注入用孔22とが設けられ、鋼管20に地山改良材が供給される際、まず充填用孔21を経由して袋体10に地山改良材が充填され、その後、注入用孔22を経由して地山に地山改良材が注入される。すなわち、注入用孔22に所定の圧力である注入圧力に到達すると開通する注入用定圧開閉弁60が設置されている。また、充填用孔21に注入圧力よりも低い圧力である充填圧力に到達すると開通する充填用定圧開閉弁50または充填用逆止弁が設置されている。 (もっと読む)


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