説明

アイタック株式会社により出願された特許

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【課題】高電圧パルス放電による効率の良いコンクリート破砕を行え、作業後の排水処理も簡易に行えるようにする。
【解決手段】 放電電極の陽極端子13+と陰極端子13−とを所定間隔をあけて取り付けた筒状容器11を、その開放端に設けられたシール部材20を介して、コンクリート表面1に密着させる。筒状容器11内に水を満たすともに、水中に配置された陽極端子13+、陰極端子13−間に印加される高電圧パルスをコンクリート表面1から内部に伝播させて、端子間のコンクリート表面1を薄層状に破砕する高電圧パルス放電コンクリート破砕装置において、筒状容器1内に水を供給する給水系統31と、破砕工程後に内部水を排水する排水系統37とを有する配管系統と、筒状容器11の上端に空気抜き孔35とを備えた。 (もっと読む)


【課題】 高電圧のパルス放電によりコンクリート表面を所定範囲にわたり、効率よく破砕可能な装置を提供する。
【解決手段】 コンクリート表面1上に載置された無底の筒状容器11内に水等の絶縁流体を満たし、筒状容器11内に放電電極の陽極端子13+と陰極端子13−とを所定間隔をあけて立設する。陽極端子13+、陰極端子13−間に印加される高電圧パルスを、コンクリート表面1から内部に伝播させて、端子間のコンクリート表面1を薄層状に破砕する際、筒状容器11を、隔壁15で連結された同心をなす内筒11Aと外筒11Bとで構成された二重筒構造とし、内筒11Aと外筒11Bの下部と隔壁15とで画成され、下端が開放された二重の収容空間16内に、膨張可能なチューブ21と、チューブ21の膨張状態に応じてコンクリート表面1とチューブ21との間で弾性変形し、筒状容器11とコンクリート表面1との間の隙間を密着させるシール部材22を収容した。 (もっと読む)


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