説明

株式会社九州テクノリサーチにより出願された特許

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【課題】オンサイトで浄化を行うことができ、なおかつ低コストで効率よく土壌汚染の浄化を行うことが可能な汚染土壌浄化装置を提供する。
【解決手段】汚染土壌Pを包囲して、土中に止水層2を埋置し、止水層2で包囲される汚染土壌Pの全体に洗浄水を分散注入する表面透水層3aを設ける。止水層2で包囲される汚染土壌Pには、止水層2のある底部又はその近傍まで掘削された集水井戸5を設け、集水井戸5の底部には、毛管現象により水の吸い上げが可能な繊維質体から成る吸上蒸散体7を立設し、集水井戸5が外気と換気可能とする。汚染土壌Pに分散注水された洗浄水は、汚染物質を溶出して集水井戸5に集水され、吸上蒸散体7に吸収される。ここで水分が蒸散し、汚染物質は吸上蒸散体7に凝縮される。従って、水処理を必要とすることなく効率的に汚染物質浄化が可能となる。 (もっと読む)


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