説明

株式会社アーステクトにより出願された特許

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【課題】 各支持構造材に作用する鉛直荷重の格差を考慮することによって、大きな地震鉛直振動を受けても倒壊しにくい小規模建築物を構築できる小規模建築物の制振方法を提供すること。
【解決手段】 柱振動系7の固有振動数f及び減衰比ζの決定に際しては一定の基準が存在するものであり、具体的には、地震鉛直振動を受けた場合における各柱4の鉛直変位yが基礎2の鉛直変位yの少なくとも略1/2から略1/3程度にまで減衰させるものであることが求められる。そして、これらの基準に基づいて、全ての柱振動系7に共通する固有振動数f及び減衰比ζを決定した後は、この固有振動数f及び減衰比ζ並びに各柱4の設計鉛直荷重Wに基づいて、各柱振動系7における振動絶縁パッド6の鉛直ばね定数k及び減衰係数cをそれぞれ個別に決定するのである。 (もっと読む)


【課題】 複数の測定点において同一条件による震動を付与して、複数の測定点について画一的な表面波探査結果を与えることができる地盤震動速度計測方法を提供すること。
【解決手段】 地表面から所定高さまで引き上げられた重錘が自由落下して地表面に衝突させられる。すると、その衝突に伴って発生した表面波が起振源4から全周囲方向へ放射状に地盤を伝播して行く。各測定点M1〜M4には事前にそれぞれ各一対の震動センサ11,12が設置されており、各測定点M1〜M4に到達した表面波は、各一対の震動センサ11,12によりそれぞれ検出される。そして、各測定点M1〜M4毎に、各一対の震動センサ11,12間の距離Lと、その距離Lを通過する表面波の時間差Tとの関係式(Vrm=L/T)から、伝播速度(位相速度)Vrmが計算される。 (もっと読む)


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