説明

株式会社小山工作所により出願された特許

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【課題】建築等の構造物に用いる杭基礎構造において、杭への曲げモーメントを軽減して杭径を細くでき、一定量までの引抜力に対して抵抗でき、泥水・排出残土の大幅に低減等を図ることができるようにする。
【解決手段】建物等の構造物を支える鉄骨柱1の柱脚1aに接合され、その柱脚から放射方向に水平に延びる複数の水平梁2と、それら水平梁の先端部に緊結され、下向きに延びる、引抜き抵抗機構を有する複数の翼付鋼管杭等の杭3とから基礎梁の無い杭基礎構造を構成し、鉄骨柱に作用する曲げモーメント、せん断力および軸力を、当該柱の柱脚から放射方向に配された複数の水平梁を介して引抜き抵抗機構を有する複数の杭に伝達する。 (もっと読む)


【課題】鉄道駅のプラットホームなどの既設施設を避けてその上部に上屋を増築する場合に適用され、複数の杭頭を連結梁で連結することで基礎梁を不要とする杭頭連結基礎工法において、複数の杭の芯ずれを吸収しつつ杭頭と連結梁を強固に連結できる基礎梁のない独立杭基礎構造を提供する。
【解決手段】打設された4本の鋼製杭11の杭頭11aを高さを揃えて切断し、天端板12付きの鋼製キャップ13を杭頭11aの上に溶接で取付け、連結梁14の先端部を天端板12の上に載置し、貫通孔15に空隙をおいて挿通された連結ボルト16の下端を下部ナット16aにねじ止めし、連結ボルト16の上端を貫通孔15の上部開口を塞ぐ塞ぎ板17を貫通させて上部ナット16bにねじ止めし、緊締することで、連結梁14の先端部を鋼製杭11に固定する。貫通孔15と連結ボルト16との間の空隙には充填材18を充填する。
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