説明

株式会社関東電子応用開発により出願された特許

1 - 2 / 2


【課題】ミリ波帯における誘電材料の誘電率や透磁率などの電気特性を,広い温度範囲で測定できるようにし、温度変化の激しい環境下で使用されるようなミリ波帯無線装置に用いられる誘電材料の開発・選択を容易にする。
【解決手段】ビームレンズ107,108を備えた2つの電磁ホーン101,102の焦点が一致するように配置し、その焦点位置に置いた板状の誘電材料試料106のミリ波帯における透過特性を測定して、誘電材料の電気特性を測定するようにした誘電材料の電気特性測定装置において、前記試料106をその内部に含む密閉空間14を、ケース1および該ケース1に設けた開口部に着脱可能なシール2により形成し、温度を可変制御可能な加熱・冷却装置3により温度制御されたガスを上記密閉空間14内へ通流させて前記試料106の温度を目標温度とし、この目標温度における試料の電気特性を測定できるようにする。 (もっと読む)


【課題】電子材料のマイクロ波帯における誘電率測定を、広い温度範囲で効率的に行えるようにする。
【解決手段】加熱冷却装置18で温度調整した不凍液を液圧循環管路24を通して恒温槽7へ供給し、またドライエア発生手段からのドライエアを管路18bを通して不凍液と熱交換し、それを恒温槽7に収容された空洞共振器4内へ供給することで、空洞共振器4内の温度制御を行う。不凍液は循環利用でき、またドライエアはそのガス源が大気であるので、ランニングコストが低くかつ安全な環境での測定ができる。また空洞共振器を銀媒体で包んでその中にドライエア導入路を設け、ドライエアが空洞共振器内で均一に流れるようにして空洞共振器内の温度分布の均一化を図る。これは温度制御時間の短縮化及び測定精度向上に寄与する。 (もっと読む)


1 - 2 / 2