説明

糀屋紡織株式会社により出願された特許

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【課題】経糸及び緯糸の少なくとも一方の糸としてS撚糸及びZ撚糸を群状に織り込むことによって模様を観察することができる織物を提供する。
【解決手段】織物11を形成する経糸12を全てZ撚糸15にするとともに、緯糸13を複数本のS撚糸14からなるS撚糸群14Sと、同じく複数本のZ撚糸15からなるZ撚糸群15Zとによって織成する。そして、織物11に正面側から平行光を当て、織物11を正面から観察した場合にはS撚糸群14S又はZ撚糸群15Zの光の反射量が同じになって無地模様として観察される。一方、織物11に正面側から平行光を当て、織物11を斜め上方から観察した場合にはS撚糸群14SとZ撚糸群15Zの光の反射量が異なるため、観察者の視点に入るS撚糸群14SとZ撚糸群15Zの光量に差が生じて同じ色彩を用いても織物11の表面に縞模様を観察できるようになっている。 (もっと読む)


【課題】経糸及び/又は緯糸の少なくとも一方の糸としてS撚糸及びZ撚糸を群状に織り込むことによって模様を観察することができる織物を提供する。
【解決手段】織物11を形成する経糸12を全てZ撚糸15にすると共に、緯糸13を複数のS撚糸14からなるS撚糸群14Sと、同じく複数本のZ撚糸15からなるZ撚糸群15Zとによって織成する。例えば織物にその正面側から平行光を当てて、織物を正面から観察した場合には、前記S撚糸群又はZ撚糸群の光の反射量が共に同じになって単なる無地模様として観察される。しかし、織物にその正面側から平行光を当てて、織物を斜め上方から観察した場合には、S撚糸群14SとZ撚糸群15Zの光の光源側への光の反射量が異なるため、観察者の視点に入るS撚糸群14SとZ撚糸群15Zの光量に差が生じて、同じ色彩の糸を用いても織物11の表面に縞模様を観察することができる。 (もっと読む)


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