説明

株式会社 山有により出願された特許

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【課題】清潔で使用しやすく、簡単な構造で、運搬や組み立てが容易である自己処理型のトイレ装置の提供。イベント会場、観光地、山小屋、各種船舶などに設置でき、また、地震などの緊急事態発生時に仮設して活用できる簡易トイレ装置である。
【解決手段】排出された糞尿を処理する汚物槽内に好適活動温度域が80℃以上である好気性高温菌を種菌とする発酵生成物を収納してある自己処理型のトイレ装置。汚物槽の上方にその開口部と連通する便座を設けてあると共に、汚物槽は槽内の発酵生成物を攪拌可能な構造にすることが好ましい。また、好適活動温度域が80℃以上である好気性高温菌として産総研の特許生物寄託センターに寄託してある「YM菌」(登録商標)を使用することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】食肉処理場で発生する有機性汚物を、場内で有用物質に変換し、産業廃棄物として場外に搬出する必要がなく、しかも、食肉処理場のコスト削減を可能とする有機性汚物の処理方法の提供。
【解決手段】食肉処理場内の発酵施設に、場内で発生した有機性汚物を集め、好気性高温菌の発酵生成物を混合して通気発酵を行ない、得られた発酵生成物の一部を場内の汚水処理施設に送って汚水の浄化に使用すると共に、残りの発酵生成物を別の有機性汚物に加えて、次回の通気発酵を行ない、以下同様にして有機性汚物の処理と汚水の浄化を繰り返す食肉処理場における有機性汚物のリサイクル処理方法。汚水処理施設では、汚水を好気性高温菌の発酵生成物を封入したリアクター内を通気しながら循環させた後、活性汚泥処理をする。14種の寄託菌群からなる好気性高温菌の発酵生成物を使用するのが好ましい。 (もっと読む)


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