説明

生野金属株式会社により出願された特許

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【課題】容器内に液体を満たした状態で搬送するときでも作業者に苦痛を与えることなくかつ液体を零さずに搬送することが可能であり、また作業者がグリップから手を離したときでもグリップが取っ手から外れて容器内の液体中などに落下したり紛失したりするのを未然に防止し得る着脱式グリップを提供する。
【解決手段】着脱式グリップ10は、針金からなるアーチ状の取っ手3を有する容器に用いられる。このグリップ10は、正面視が水平に細長く延びた形状でかつ縦断面がU字状に形成され、取っ手の水平な頂部3aが嵌り込み可能な握り部11と、握り部の両端から各々下方に張り出す半漏斗形状に形成され、取っ手の頂部近傍の湾曲部3bを挟んで回り止めを行う一対の下がり部12と、握り部の長手方向の互いに異なる少なくとも2個所に各々形成され、握り部内に嵌め込まれた取っ手の頂部と抜け止め状態に係合する係合部13,14とを備える。 (もっと読む)


【課題】角缶として角張った感じを十分に現出して意匠的な効果を高めるとともに、角缶の容積を大きくし、また材料ロスを無くして製造コストの低減及び意匠的制約の解消を図り得る角缶の製造方法を提供する。
【解決手段】角筒状の缶胴3の下縁部と底板4の周縁部とを巻き締めてなる角缶の製造方法は、缶胴の下縁部にその下縁を内側に断面略U字状に折り返してなる折り返し部31を形成する一方、底板の周縁部に斜め上方に折れ曲がる第1折り曲げ部41とこの第1折り曲げ部の先端から外側の下方に折れ曲がる第2折り曲げ部42とを形成する工程(b)と、缶胴の下縁部とその折り返し部との間に第2折り曲げ部を係合させた状態で缶胴内に底板を嵌め込む工程(c)と、底板をその周縁側に引っ張って拡大しながら缶胴の下縁部と底板の第2折り曲げ部と缶胴の折り返し部と底板の第1折り曲げ部とを互いに接合する工程(d)とを備える。 (もっと読む)


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