説明

株式会社増田鉄工所により出願された特許

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【課題】1本の線材のみを把持できるチャックの爪部開閉のためのシリンダ装置等を不要として該チャックを安価なものとすると共に構造の簡素化を図る。
【解決手段】線材掴み装置のチャック50bは基板50hに回動支持された一対の爪部50cからなり、これら爪部50cが互いに僅かな間隙D0をもって対向し重力の作用下で自重により垂下している。爪部50cの互いに対向する内側にはテーパ状の挟み部50dが形成されており、ストッカ部内の数本の線材wに対してチャック50bが押し込まれて該チャック50bの爪部50cが前記間隙D0により許容される範囲において開き、そのテーパ状の挟み部50dの一番奥に入り込んだ1本の線材w1を該挟み部50dにより把持し、チャックが上昇する途中位置に掴み上げられた極細線材に係合可能な邪魔部材52を配置した。 (もっと読む)


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