説明

日本ポリスチレン株式会社により出願された特許

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【課題】スチレン系樹脂の透明感を損なうことなく、二次加工の際の艶戻りによる外観の低下が抑制されたスチレン系樹脂フィルムと、その二次加工によるスチレン系樹脂加工品の提供を目的とする。
【解決手段】本発明のスチレン系樹脂フィルムは、ゴム状重合体にスチレン系単量体をグラフト重合して得られるゴム変性スチレン系樹脂を含有し、かつ、フィルムの分散相を形成する軟質成分の含量が0.1〜10質量%であり、分散相の平均粒子径が0.1〜1.0μmであるスチレン系樹脂組成物を成形して得られるスチレン系樹脂フィルムであって、JIS K7105による反射法(光学櫛幅2.0mm、測定角度60度)に準拠して測定した、フィルムの像鮮明度が35%以上であり、JIS K7105に準拠して測定した、フィルムの内部ヘイズが1.0%以下および外部ヘイズが3.0%以下であり、かつ、フィルムを250℃、15秒で熱処理したとき、熱処理の前後における内部ヘイズと外部ヘイズの変化量が、それぞれ0.5%以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ポリスチレン系樹脂の溶融張力を大きく低下させず、高いレベルで保持可能なポリスチレン系樹脂を用いることでリサイクルポリスチレン樹脂の使用比率を高めたポリスチレン樹脂組成物からなる押出発泡体が安定的に得られる技術を提供する。
【解決手段】本発明の押出発泡体は、特定量のバージンポリスチレン樹脂(A)とリサイクルポリスチレン樹脂(B)とからなるポリスチレン系樹脂を含むポリスチレン樹脂組成物からなる押出発泡体であって、前記ポリスチレン樹脂組成物中に、特定種および量の加工安定剤を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】粉粒体コンテナ用内袋において、内袋の耐久性を上げ、かつ排出作業を円滑に行えるようする。
【解決手段】コンテナによって輸送される粉粒体を収容するためにそのコンテナの内部に設置される内袋10である。この内袋10は、布帛の少なくとも片面に合成樹脂層を積層した可撓性シートによって成形されている。内袋10の内部の底面12に、可撓性シートの合成樹脂層よりも剛性の高い底敷きシート36が敷設されている。底敷きシート36におけるコンテナ外への粉粒体の排出側を除く任意の辺の縁部に、垂直の立ち上がり部38を形成することができる。内袋10には、この立ち上がり部38を覆うラップ部39を設けることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ゲル化物を含まず、かつ、流動性、溶融張力、耐衝撃性の物性バランスに優れる大型ブロー成形用に好適なゴム変性スチレン系樹脂組成物を、ブレンドすることなく効率よく生産する方法、および該方法により得られる樹脂組成物を提供することを課題としている。
【解決手段】
本発明のゴム変性スチレン系樹脂組成物の製造方法は、芳香族モノビニル化合物とゴム状成分との合計100重量部に対して、多官能性ビニル化合物を30×10−4〜160×10−4重量部、重合開始剤を50×10−4〜260×10−4重量部、シリコンオイルを100×10−4〜2000×10−4重量部の割合で用いることを特徴としている。
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【課題】本発明は、単独成形体又は複合成形体として、耐熱性、軟質性に優れ、ポリスチレン系樹脂またはポリプロピレン系樹脂との熱融着性に優れた耐熱性軟質樹脂組成物を提供することを課題としている。
【解決手段】本発明の樹脂組成物は、ポリフェニレンエーテル系樹脂(A)、軟質オレフィン系樹脂(B)、及びスチレン系エラストマー(C)の各成分を含み、成分(A)、成分(B)、及び成分(C)の合計100質量%を基準として、(A)が20〜78質量%、(B)が20〜60質量%、(C)が2〜20質量%であり、
前記軟質オレフィン系樹脂(B)が、成分(B)100質量%を基準として、非晶性オレフィン系重合体(B1)30〜100質量%、及び結晶性オレフィン系重合体(B2)0〜70質量%である。 (もっと読む)


【課題】重量平均分子量Mw20万以下、分子量分布Mw/Mn2.5以上のポリスチレン系樹脂を効率良く製造する。
【解決手段】Mw20万以下、Mw/Mn2.5以上のポリスチレン系樹脂の製造方法において、連続塊状又は溶液ラジカル重合を直列に配置した3つ以上の反応槽を用いて下記A)及びB)の条件を満たすようにして行う。A)重合を3つのステップに分け、樹脂合計量100質量%とするとき、a)第1ステップで20万≦Mw≦50万のポリスチレン系樹脂3-50質量%、b)第2ステップで10万≦Mw<20万のポリスチレン系樹脂5-67質量%、c)第3ステップで4万≦Mw<10万のポリスチレン系樹脂30-45質量%が各々生成するよう制御する。B)第1及び第3ステップの重合時間を各々θ1、θ3とし、第1〜3ステップの合計重合時間をθとするとき、0.20≦θ1/θ≦0.40、0.20≦θ3/θ≦0.40を満たすよう制御する。 (もっと読む)


【課題】折り曲げた際の形状保形性に優れ、かつ面衝撃強度は強いが適度な手切れ性を持つといった特徴を有する合成紙を提供する。
【解決手段】スチレン系重合体(A)20-87質量%、230℃、21.2N荷重時のメルトフローレートが5g/10分以下である軟質オレフィン系樹脂(B)10-60質量%、並びに、芳香族ビニル−共役ジエンブロック共重合体及び/又はその水素添加物(C)3-20質量%を含み[(A)〜(C)の合計100質量%基準]、(B)が非晶性オレフィン系重合体(B1)20-100質量%及び結晶性オレフィン系重合体(B2)0-80質量%からなり[(B)100質量%基準]、(A)中の分散粒子成分の量と(C)中の共役ジエン重合体ブロック及び/又はその水素添加物との合計量が18質量%以上[(A)と(C)の合計100質量%基準]である熱可塑性樹脂からなる合成紙。 (もっと読む)


【課題】延伸加工や微発泡、フィラー添加、またエラストマー添加といった工程を経ることなく、適度な軟質感を有しながらも折り曲げた際の形状保形性に優れ、かつ面衝撃強度が強く、破壊時に亀裂が走り難い熱可塑性樹脂シート又はフィルムを提供する。
【解決手段】スチレン系重合体(A)20-87質量%、230℃、21.2N荷重時のメルトフローレートが5g/10分以下である軟質オレフィン系樹脂(B)10-60質量%、並びに、芳香族ビニル−共役ジエンブロック共重合体及び/又はその水素添加物(C)3-20質量%を含み[(A)〜(C)の合計100質量%基準]、(B)が非晶性オレフィン系重合体(B1)20-100質量%及び結晶性オレフィン系重合体(B2)0-80質量%からなり[(B)100質量%基準]、(A)中の分散粒子成分の量と(C)中の共役ジエン重合体ブロック及び/又はその水素添加物との合計量が18質量%以上[(A)と(C)の合計100質量%基準]である熱可塑性樹脂シート又はフィルム。 (もっと読む)


【課題】延伸加工やフィラー添加、またエラストマー添加といった工程を経ることなく、適度な軟質感を有しながらも低荷重でひねった際の形状保形性に優れ、かつ面衝撃強度が強く、破壊時に亀裂が走らないといった特徴を有するひねり包装用フィルムを提供する。
【解決手段】スチレン系重合体(A)20-87質量%、230℃、21.2N荷重時のメルトフローレートが5g/10分以下である軟質オレフィン系樹脂(B)10-60質量%、並びに、芳香族ビニル−共役ジエンブロック共重合体及び/又はその水素添加物(C)3-20質量%を含み[(A)〜(C)の合計100質量%基準]、(B)が非晶性オレフィン系重合体(B1)20-100質量%及び結晶性オレフィン系重合体(B2)0-80質量%からなり[(B)100質量%基準]、(A)中の分散粒子成分の量と(C)中の共役ジエン重合体ブロック及び/又はその水素添加物との合計量が18質量%以上[(A)と(C)の合計100質量%基準]であるひねり包装用フィルム。 (もっと読む)


【課題】適度な軟質感を有しながらも低荷重で折り曲げた際の形状保形性に優れ、かつ面衝撃強度が強く、破壊時に亀裂が走り難いといった特徴を有するアルミレス蓋材を提供する。
【解決手段】スチレン系重合体(A)20-87質量%、230℃、21.2N荷重時のメルトフローレートが5g/10分以下である軟質オレフィン系樹脂(B)10-60質量%、並びに、芳香族ビニル−共役ジエンブロック共重合体及び/又はその水素添加物(C)3-20質量%を含み[(A)〜(C)の合計100質量%基準]、(B)が非晶性オレフィン系重合体(B1)20-100質量%及び結晶性オレフィン系重合体(B2)0-80質量%からなり[(B)100質量%基準]、(A)中の分散粒子成分の量と(C)中の共役ジエン重合体ブロック及び/又はその水素添加物との合計量が18質量%以上[(A)と(C)の合計100質量%基準]である熱可塑性樹脂からなるアルミレス蓋材。 (もっと読む)


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