説明

有限会社 石保により出願された特許

1 - 3 / 3


【課題】従来の文献では、尻側に水切り突条を備えた板状の瓦本体は、その表面に、両側端縁部から、中に向って先下がりの傾斜面を設け、傾斜面の先下がり箇所に、側端縁部に対し凹没した曲面状の流水谷部を設け、裏面に、両側端縁部から、中に向って先下がりの傾斜面を設け、傾斜面の先下がり箇所に、側端縁部に対し背面凹没部を設け、表裏面の傾斜面、又は背面凹没部と、流水谷部が対峙関係となる構造の擬似こけら瓦の提供を意図する。
【構成】本発明は、擬似こけら瓦でなる平瓦で、平瓦の平瓦本体の裏面に、その周辺に平坦帯部と、また平坦帯部に凹部を形成し、また、平瓦本体の頭側裏面に、凹部の凹部頭側端部から頭側垂れに向って深く形成した削面を設け、さらに平瓦本体の尻側裏面に尻剣を設ける構成とした擬似こけら瓦で、目透かしを設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】従来、屋根地の換気通路を跨架し、棟方向に長い、横長中空箱状のボックスを、ボックスの両側面の外方に拡開傾斜状とした下地ボックスと、下地ボックスの外側に設けた多段ののし瓦の立上部を釘止め係止する複数本の突条と、最上段ののし瓦と、ボックスの上面に釘止めする冠瓦とでなる乾式棟構造がある。この発明は、葺土を使用せず、棟部の軽量化と、又は経時劣化をなくし、また施工作業の容易な棟構造を提案する。
【構成】本発明は、屋根地の棟部の長手方向に、適宜間隔で立設された支持部材と、支持部材に、それぞれ架承したのし瓦緊結用の対の横木を支持する鞍部材と、鞍部材の両端に支持した横木に緊締される複数段ののし瓦の基端側に設けた立上部と、のし瓦の裏面に設けた複数のリブ片と、リブ片と棟部の瓦との間に設けた換気空間形成兼雨水遡上防止用の部材と、棟木及び/又はのし瓦に葺設した冠瓦とでなる耐震・耐風用の乾式棟構造である。 (もっと読む)


【課題】従来のきき丈を長くする構成は、丸瓦の使用態様が、従来の構造と略同様であり、丸瓦の釘打ちを採用しないので、耐震性、耐久性等の面での課題、又は丸瓦は、面戸を有さず耐震性、耐風雨性等の面で課題がある。また平瓦と丸瓦の係止関係に配慮がされていなかったので、耐震性、耐風雨性等の面で課題がある。
【解決手段】本考案は、行基葺き平瓦の裏面に縦棧係止部を、表面に側面水返し及び水返し係止部を形成し、平瓦及び他の平瓦等の縦棧係止部を屋根地の縦棧に係止して葺設する。葺設時に平瓦の水返し係止部に他の平瓦の側面水返しを係止する。行基葺き丸瓦に切欠部と、その裏面に凹部を形成し、葺設時に丸瓦の切欠部に平瓦の頭小口を当接し、かつ丸瓦の凹部に他の丸瓦の水返しを係止する構成である。平瓦の重なり部が浅くなり、平瓦等の枚数及び屋根重量の減少が図れる。この減少で屋根の耐震性、耐久性の向上、又は丸瓦に面戸を設けたので耐風雨性の向上等を図れる。 (もっと読む)


1 - 3 / 3