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Fターム[3G024CA17]の内容

Fターム[3G024CA17]に分類される特許

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【課題】排気マニホールドが一体に形成されたシリンダヘッドにおける焼室室周りと排気マニホールド周りの冷却性能の両立を図る。
【解決手段】燃焼室側ジャケット部8と排気マニホールド側ジャケット部9の内の一方の内壁面に微細な空孔を有する凹凸表面構造10を加工し、他方の内壁面を鋳肌面とする。そして、内壁面が凹凸表面構造10となっている一方のジャケット部では、凹凸表面構造10の空孔で気泡発生を促進させることで核沸騰を助長して主として核沸騰での熱伝達による冷却を行い、内壁面が鋳肌面となっている他方のジャケット部では、強制対流熱伝達による冷却を行う。これによって、強制対流熱伝達のみを利用して冷却する場合に比べて少ない冷却水流量で、排気マニホールド2及び燃焼室4の冷却性能を両立させることができる。 (もっと読む)


【課題】ボア変形を起こすことなく、高圧縮比時における冷却損失低減と、低圧縮比時のノッキング防止を両立する。
【解決手段】ピストン22の上死点位置を変更することで機関圧縮比を変更する可変圧縮比機構と、シリンダ周辺に設けた液体の冷却媒体を流すためのウォータジャケット29と、を備える内燃機関1のシリンダブロック20において、少なくともウォータジャケット29を囲む部位は単一の材質で形成され、シリンダ軸方向で低圧縮比状態における上死点時のピストンリング位置に相当する部位142aは、高圧縮比状態における上死点時のピストンリング位置に相当する部位142bよりも、シリンダ内から冷却媒体への放熱性が高い。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロック側の冷却水の通流を制御するための開閉弁やその制御機構を必要としない簡単な二系統冷却装置を提供する。
【解決手段】シリンダヘッド側ウォータジャケット4は、前端部の冷却水入口7と後端部の冷却水出口8とを有し、電動ウォータポンプ10によって強制的に冷却水が循環する。シリンダブロック側ウォータジャケット2は、冷却水が滞留し、自然対流のみで冷却水が移動する。両者は、シリンダヘッドガスケットの連通孔15を介して連通する。シリンダ壁5表面には、微細な空孔を有する凹凸表面構造16を備える。シリンダブロック1側は冷却水が強制循環しないので、過度の冷却が回避される。シリンダ壁5の熱負荷が高いときには、凹凸表面構造16によって核沸騰が助長され、積極的な冷却が行われる。 (もっと読む)


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