【課題】タスク域のみを効果的に空調して空調エネルギーを従来に比べて大幅に削減することができるパーソナル空調システムを提供する。
【解決手段】室内Ｒは、床３から立ち上げられたパーティション２により、タスク域Ｔ（執務スペース）とアンビエント域Ａ（人の滞在が非定常であるスペース）に仕切られている。室内Ｒは全面床吹出し空調とされており、二重床とされた床下が給気チャンバ５として利用される。一方、天井４には吸気口４ａが設けられており、天井４より上は還気チャンバ６として利用される。床３は、通気性ＯＡフロアと、その上に敷きつめられた通気性タイルカーペットから構成されており、アンビエント域Ａのみ、通気性ＯＡフロアと通気性タイルカーペットとの間に、通気を遮断するための遮断フィルムがアンビエント域Ａの床３全面に渡って敷きつめられている。 （もっと読む）

【課題】温度変更に対応しながら天井パネル中央部から同心円状に均一な熱放射を行い、熱損失の少ない空気調和システムを提供すること。
【解決手段】天井パネル１内部に空間７が設けられ、この天井パネル１内部の水平面における中央部には、天井と略直交する回転軸９を有する遠心型送風機１１を備えた空気調和機３が設置され、この空気調和機３の吹出し口１４は遠心型送風機１１の外周方向を向いている空気調和システムであって、空気調和機３本体から最短距離で天井パネル１の端部まで冷暖房を行うことができ、熱損失が少ないため省エネルギーなシステムであるとともに、居住者が居室中央を中心とする同心円上のどの位置にいても、等しい熱放射が与えられるため、リビングやダイニングなどでは複数の居住者が同様の快適感を得ることができる。 （もっと読む）

【課題】 天井板や壁板などに設けられた開口窓の位置に合わせて流出口の位置を調整することができるライン型制気口チャンバを提供する。
【解決手段】 チャンバ本体２の第１本体板部２１ａと第２本体板部２２ａとの上端縁部に形成された本体上側はぜ２１ｃ、２２ｃと、上部カバー３に形成されたカバー側はぜ３１ａとが、回動可能に係合されている。また、第１本体板部２１ａと第２本体板部２２ａとの下端縁部に形成された本体下側はぜ２１ｄ、２２ｄと、スカート４の上端縁部に形成されたスカート側はぜ４１ａ、４２ａとが、スライド可能かつ回動可能に係合されている。そして、スカート４が、本体下側はぜ２１ｄ、２２ｄに沿ってスライド可能であるとともに、本体下側はぜ２１ｄ、２２ｄの水平並行移動に伴って本体下側はぜ２１ｄ、２２ｄと直交する方向に移動可能となっている。 （もっと読む）

【課題】照明と換気を同時に行わせることにより、設置及び占有空間を減少させることができ、また、複数のダクトを連結し易くすることにより、設置及び配置作業を容易にすることができる照明兼用換気ダクトを提供する。
【解決手段】内部に空気が流動すると共に、光が全反射して進行する、少なくとも二つ以上の光パイプと、光パイプを連結し、管連結用の連結ニップルを有するコネクタと、を備える。 （もっと読む）