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Fターム[4K027AB34]の内容

溶融金属による被覆 (10,875) | メッキ浴・メッキ被膜 (3,289) | メッキ被膜の形態上の特徴 (400) | 注目相 (135) | β(ベータ)相 (2)

Fターム[4K027AB34]に分類される特許

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【課題】Alめっき鋼板を製造する際の合金層の厚みも減じる技術で加工後の耐食性に優れた溶融Alめっき鋼板の製造が可能となる方法を提供する。
【解決手段】鋼板表面にAl-Fe-Si合金層を有し、該合金層表面をX線回折法で測定した際のAl8Fe2Siの(112)ピーク、β-AlSiFeの(-327)ピークの積分強度をそれぞれA、BとしたときにA/(A+B)が0.65以上、合金層厚みが2.5μm以下で、かつ合金層表面を被覆するAl-Si層中のAl部の硬度がヌープ硬度で50〜80であることを特徴とする加工後の耐食性に優れた溶融Alめっき鋼板。上記Alめっき鋼板を製造するためには冷延鋼板または熱延鋼板を水素濃度1〜8体積%雰囲気内で到達板温750〜900℃となるように加熱した後にSi:5〜8.5%、Fe:0.5〜3%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、温度が640〜660℃である溶融金属に浸漬し、その後610〜500℃までの平均冷却速度が5〜25℃となるように冷却するもの。 (もっと読む)


【課題】 加工性、塗装後外観、耐黒変性、スポット溶接性、耐切断端面さび性および耐エッジクリープ性に優れた溶融Zn−Al系合金めっき鋼板をおよびその製造方法を提案する。
【解決手段】 鋼板表面に接して、mass%で、Al:25〜75%、Si:0.1〜5%を含み、残部Znおよび不可避的不純物からなる組成を有する第一のめっき層と、第一のめっき層の上層として、組成の異なる、mass%で、Al:0.10〜10%を含み、残部Znおよび不可避的不純物からなる組成を有する第二のめっき層を形成する。第一のめっき層にはさらに、Sr、Cr、Tiのうちの1種または2種以上を含有してもよい。また第二のめっき層には、さらに、Y、La、Ce、Ndのうちの1種または2種以上、および/またはMg、Siのうちの1種または2種を含有してもよい。めっき層間の密着性向上のためには、第一のめっき層が凝固を完了したのち、予熱を行なうか、あるいは第1のめっき層が凝固を完了する前に第二のめっき層を形成することが好ましい。 (もっと読む)


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