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Fターム[4K037FB04]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 熱間圧延 (632) | 中間熱処理を行うもの (8)

Fターム[4K037FB04]に分類される特許

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【課題】表面品質に優れ、かつ延性亀裂伝播特性に優れ、耐サワー性に優れた高張力熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.02〜0.08%、Nb:0.03〜0.10%、Ti:0.005〜0.05%、Ca:0.003%以下を含み、Si、Mn、P、S、Al、N、Oを適正量に調整し、かつCa、O、Sが特定の関係を満足するように調整された組成を有する鋼素材に、粗圧延工程と、仕上圧延工程と、巻取工程とを順次施すに当たり、粗圧延工程後で仕上圧延工程前に、および/または仕上圧延工程中に、表層部を50℃/s以上の冷却速度でAr変態点以下の温度に達するまで急冷する加速冷却を施したのち、該加速冷却を停止し、表層部の温度を逆変態が完了するAc変態点以上の温度まで復熱させる加速冷却を施し、しかる後に仕上圧延を施す。これにより、表面欠陥の発生を防止でき表面品質に優れ、靭性、とくに延性亀裂伝播特性に優れ、さらに耐サワー性に優れた高張力熱延鋼板とすることができる。 (もっと読む)


【課題】熱延鋼板の製造ラインにおいて、圧延設備に多大な負荷をかけることなく、最終フェライト粒径が3μm以下となる微細フェライト組織を有する鋼板を製造することができる鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】連続鋳造されたスラブ3を仕上圧延機7にてAr3変態点以上で所定の仕上板厚まで圧延し、仕上圧延終了直後0.4秒以内に急速冷却装置8による冷却を開始し、700℃/秒以上の冷却速度にて、(Ae3変態点−200℃)以下の温度まで急速冷却を行い、コイラー10で巻取る。 (もっと読む)


【課題】最終フェライト粒径が3μm以下となる微細フェライト組織を有する鋼板を安定して製造することができる鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】熱間鋼を、Ar3変態点以上の温度から、Ae1変態温度以下に冷却する第1の急速冷却工程と、該冷却により変態完了した熱間鋼をAc3変態点以上に80℃/秒以上の昇温速度で加熱してオーステナイトへ逆変態させる急速加熱工程と、急速加熱工程の後に、板厚方向の圧下を加えて鋼板とする仕上圧延工程と、仕上圧延後の鋼板を冷却する第2の急速冷却工程とを有することを特徴とする鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】加工性に優れる焼付け硬化型熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C=0.01〜0.2%、Si=0.01〜2%、Mn=0.1〜2%、P≦0.1%、S≦0.03%、Al=0.001〜0.1%、N≦0.01%、Nb=0.005〜0.05%、を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼板であって、そのミクロ組織が平均粒径2μm〜8μmのポリゴナルフェライトおよび/または連続冷却変態組織であり、固溶Cおよび/またはNの粒界存在比が0.28以下であることを特徴とする加工性に優れる焼付け硬化型熱延鋼板および該成分を有する鋼片を下記(A)式を満足する温度以上に加熱し、さらに粗圧延後にAr3変態点温度以上Ar3変態点温度+100℃以下の温度域で仕上げ圧延を終了し、冷却開始から巻き取るまでの温度域を80℃/sec以上の冷却速度で500℃以下の温度域まで冷却し巻き取ることを特徴とする加工性に優れる焼付け硬化型熱延鋼板の製造方法。SRT(℃)=6670/(2.26-log〔%Nb〕〔%C〕)-276・・(A) (もっと読む)


【課題】曲げ性にすぐれた高強度熱延鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.055%超0.15%未満、Si:1.2%未満、Mn:0.5%超2.5%未満、Al:0.5%未満、P:0.1%未満、S:0.01%未満、N:0.008%未満、ならびにV:0.03%超0.5%未満、Ti:0.003%超0.2%未満、Nb:0.003%超0.1%未満、およびMo:0.03%超0.2%未満の群から選ばれる1種または2種以上を(1)式の範囲で含有し残部がFeおよび不純物からなり、鋼組織が(2)式で規定されるビッカース硬度Hvαの等軸フェライトを70体積%以上含有し、マルテンサイトの含有量が0〜5体積%で、残部が前記等軸フェライトを除くフェライト、ベイナイト、セメンタイトおよびパーライトの1種または2種以上からなる。−0.04<C−(Ti−3.43N)×0.25−Nb×0.129−V×0.235−Mo×0.125<0.05 (1)Hvα≧0.3×TS+10 (2)ここで、式中の各元素記号は当該元素の鋼中の含有量(単位:質量%)を、TSは熱延鋼板の引張強度(単位:MPa)を示す。 (もっと読む)


【課題】圧延直角方向の引張強さで880MPa以上を有し、かつ降伏比0.80以上を有する超高強度薄鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.08〜0.20%、Si:0.001%以上、0.2%未満、Mn:1.0%超、3.0 %以下、Al:0.001〜0.5 %、V:0.1%超、0.5 %以下、Ti:0.05 %以上、0.20%未満、およびNb:0.005〜0.05%を含有し、かつ、下記(1) 式〜(3) 式を満たし、残部Feおよび不純物からなる鋼組成を有し、平均粒径5μm以下で硬度が250Hv以上のフェライトを70体積%以上含有する鋼組織を有するように構成する。
(Ti/48+Nb/93) ×C/12≦ 4.5×10-5 ・・・・・・・・ (1)
0.5 ≦ (V/51+Ti/48+Nb/93)/(C/12) ≦ 1.5・・・・・ (2)
V+Ti ×2+Nb×1.4+C×2+Mn×0.1 ≧0.80・・ (3)
ここで、上記式中の元素記号は各元素の含有量(単位:質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】 TRIP鋼において、伸びを劣化させずに穴広げ性を更に改善するとともに、表面品質にも優れた熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 熱間圧延工程において、粗圧延開始時から180秒以内に均熱加熱を開始して、圧延された粗バーの温度を950℃以上に加熱することを特徴とする、加工誘起マルテンサイト相変態を利用したTRIP鋼の特性を有する熱延鋼板を製造する方法。この場合に、均熱加熱開始時の粗バーは、粗圧延機により1000〜1150℃、圧下率80%以上で粗圧延し、粗圧延後に巻取り巻戻し装置を用いて、巻取り巻戻しを行った後に、均熱加熱を開始する。均熱加熱された粗バーの温度の上限を1000℃以下とする。 (もっと読む)


【課題】 寸法精度の厳しいプレス加工用途にも適合し得る、加工性に優れ、かつ加工性の幅方向で均一な薄鋼板の製造方法を提供すること。
【解決手段】 重量%にて、C:0.2%以下、Si:2.0%以下、Mn:3.0%以下、P:0.2以下、S:0.05%以下、O:0.004%以下、sol.Al:0.01〜0.1%、N:0.02%以下を含有する連続鋳造スラブを再加熱後または直接熱間圧延するに際して、Ar3以上で圧下率70%以上で1次圧延を施し、鋼帯全体をAr3+10℃〜1150℃の範囲内で再加熱し、その再加熱の前または後またはその両方で鋼帯の幅方向エッジを100℃以下で加熱し、Ar3点以上の温度で80%以上の圧下率にて2次圧延を施し、その終了温度をAr3〜Ar3+30℃の範囲内とし、引き続き750℃以下の温度で巻き取る。 (もっと読む)


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