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Fターム[4L037CT12]の内容

無機繊維 (8,808) | 特定の工程に共通する技術 (296) | 処理気体の供給;排気;循環 (119) | 流速(供給ガス量) (17)

Fターム[4L037CT12]に分類される特許

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【課題】本発明は、アクリル繊維束の連続熱処理方法に関するもので、繊維束内部の処理斑や高温処理による繊維束を形成する単糸へのダメージにつながりにくいため、炭素繊維の品質低下を招くことがない、品質の高い耐炎化繊維を効率よく生産することのできるアクリル繊維束の連続熱処理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の要旨は、アクリル繊維を巾1mmあたり250〜500texとなるように引き揃えて繊維束シート状物とし、耐炎化炉内に導入する繊維束シート状物の面占有率を70〜100%とし、繊維束シート状物に平行な方向に2〜4.5m/秒の風速を有する熱風中で耐炎化する耐炎化繊維の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】耐炎化炉の稼働率向上、及びメンテナンス費用低減を図りつつ、高品質の炭素繊維を生産するための耐炎化炉と、これを用いた炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】その内部で、炭素繊維前駆体繊維束を複数回走行させ、かつ熱風を吹き付けて耐炎化処理する熱処理室と、前記熱処理室内の熱風を循環させる熱風循環路と、初期走行域の熱風の風速を、その他走行域の風速の10〜50%に調整する調整機構と、前記初期走行域を通過した熱風を、前記熱処理室と前記熱風循環路からなる熱風循環系の外に排出する排出路と、を備えた耐炎化炉。 (もっと読む)


【課題】外気流入による熱処理炉の温度むら、およびエネルギー効率の低下を解決する熱処理炉を提供する。
【解決手段】被処理物が出入りする横型スリット状の開口部3を、対向する2つの側壁の上下方向に複数段有する熱処理室2と、前記熱処理室の上部または下部に被処理物の走行方向に対して交差方向に加熱気体を供給する加熱気体吹き出し口5と、前記加熱気体吹き出し口と対向する側に熱処理室内の加熱気体を吸入する加熱気体吸い込み口6とを有し、前記2つの側壁の外側には、被処理物が出入りする横型スリット状の開口部を外側側壁の上下方向に複数段有するシール室11を設けてなる熱処理炉1であって、前記熱処理室の加熱気体の流れと同一方向となるよう、前記シール室の上部または下部に気体を供給する気体吹き出し口と、該気体吹き出し口と対する方向に気体を吸入する気体吸い込み口を有することを特徴とする熱処理炉。 (もっと読む)


【課題】熱分解ガスのスムーズな抜出しができ、良好な品質の炭素繊維の製品率が高い炭素化炉及びその運転方法を提供する。
【解決手段】炉全長Ltに対して、出口から5〜45%の範囲に、炉幅Lw方向に3個以上の排気口10a、10b、10c、10dを1列に形成してなり、前記排気口10a、10b、10c、10dは流量調整弁を具備することを特徴とする炭素化炉2。運転方法は、炉幅方向に3個以上1列に形成された排気口10a、10b、10c、10dであって両端側の排気口10a、10dにおける排気平均流速に対する両端側以外の排気口10b、10cにおける排気平均流速の比が0.90〜1.10倍であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】前駆体繊維束を連続的に、かつ短時間で耐炎化処理できる耐炎化処理装置および耐炎化処理方法を目的とする。
【解決手段】熱処理室10の外側で前駆体繊維束Wを(n−1)回(ただし、nは1以上の整数である。)折り返して、n段の前駆体繊維束を熱処理室10内に走行させる耐炎化処理装置であって、熱処理室10内を走行する前駆体繊維束Wによって仕切られる、(i+1)段目(ただし、iは耐炎化処理の順番であり、1〜nの整数である。)の耐炎化処理領域における熱風吹込口17と熱風吸込口19との間隔(以下、間隔Di+1という)が、i段目の間隔Dと同じかまたは長くされ、かつ(n+1)段目の間隔Dn+1が、1段目の間隔Dよりも長くされていることを特徴とする耐炎化処理装置1。また、耐炎化処理装置1による前駆体繊維束の耐炎化処理方法。 (もっと読む)


【課題】形状保持機構を用いることなしに、炭素繊維前駆体マットの目付量の変化及び加熱装置保護用フィルタ目詰まりに対し酸化性ガスの貫通状態を一定に保つことで不融化反応を安定化させ、高い工程収率を得る製造方法を提供する。
【解決手段】不融化工程が、炭素繊維前駆体マット16の搬送方向と直列に複数の室を有し、かつ、酸化性ガスが炉内を循環する機能を有し、かつ、各室ごとに給排気機能を有した連続投入式不融化炉を用いる方法であって、炭素繊維前駆体マットを貫通する各室の酸化性ガスの面風速Vを測定し、Vの変化量に対し循環風圧を変化させてVを目標値±10%に制御する方法で炭素繊維を製造する。 さらに不融化炉各室の給気量Q1と排気量Q2を測定し、循環風圧の変化に対し給気量及び排気量を変化させてQ1とQ2との比Q1/Q2を1.0±0.3に制御する方法で炭素繊維を製造する。 (もっと読む)


【課題】横型耐炎化処理炉で耐炎化処理炉内上下およびローラ軸方向の温度を均一化した熱処理炉とそれを用いた炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】複数本のフィラメント束を配列してなるシート状物を折り返しながら横方向に走行させて熱処理するための熱処理室と、熱処理室への熱風吹出口と相対する側に熱風吸引口を位置し、熱処理室内の熱風を吸い込む熱風吸込口と、熱風吸込口から吸い込んだ気体を熱風吹出口へと循環させる循環部とを有する熱処理炉であって、前記熱処理室内には折り返されて走行するシート状物同士の間にシート状物の走行方向と交わる横方向に、熱風を下方に噴出する噴出口を具備した筒状物が、シート状物の幅方向に渡って配されてなることを特徴とする熱処理炉。 (もっと読む)


【課題】熱処理室内の温度ムラの発生を抑えて、高品質な耐炎化繊維を得ることができる耐炎化熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理室10の外側であって熱処理室10の幅方向の両側壁16,17に、各々熱風送風手段36,56を備えた熱風循環流路31,51を配設し、第1循環流路31の一端を第1熱風供給ノズル32に、第2熱風循環流路51の一端を第2熱風供給ノズル52に接続するとともに、第1熱風循環流路31の他端を第1熱風吸込ノズル34に、第2熱風循環流路51の他端を第2熱風吸込ノズル54に接続することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐炎化繊維の生産性及び品質の向上が可能な耐炎化炉及び耐炎化繊維の製造方法。
【解決手段】前駆体繊維束1が送入送出を繰り返して内部を複数回走行する熱処理室11と、前駆体繊維が走行するそれぞれの各走行域に熱風を吹き込む加熱手段と、初期の走行域の風速が後期の走行域の風速より速くなる風速制御手段とを備えた耐炎化炉10。前記風速制御手段が、加熱手段に備えられていることを特徴とする耐炎化炉。耐炎化炉10に前駆体繊維を送入することを特徴とする耐炎化繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】耐炎化繊維の生産性及び品質を向上できる耐炎化炉及び耐炎化処理方法。
【解決手段】以下の、熱処理室と加熱手段とを有する耐炎化炉10。(1)熱処理室11:多段の走行域を有し、この走行域を折り返して多段走行する前駆体繊維束1に耐炎化処理を行う。(2)加熱手段:熱処理室11内の多段の走行域に熱風を吹き込む手段であり、初期走行域の熱風量を、後期走行域の熱風量より多くすることが可能である。本発明の耐炎化炉10及び耐炎化処理方法を用いれば、耐炎化繊維の生産性及び品質を向上できる。 (もっと読む)


【課題】高品質な炭素繊維を得ることができ、かつ長期的な連続稼動が可能な耐炎化炉及び炭素繊維の製造方法。
【解決手段】以下の熱風循環系と、排出手段とを有する耐炎化炉10。(1)熱風循環系 :熱処理室2と、熱風循環路8とを有し、熱処理室は、多段の走行域を折り返しながら走行する前駆体繊維束1に熱風を吹きつけて耐炎化処理し、熱風循環路8は、熱風を熱処理室2内に吹き込み、熱処理室外に排出することにより、熱風を熱風循環系内で循環させる。(2)排出手段:前駆体繊維束1の初期走行域を通過した熱風を、熱風循環系の外に排出する。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維前駆体繊維の熱処理において、炉内循環風量を長期にわたり一定に保つことのできる熱処理炉及び熱処理方法を目的とする。
【解決手段】炭素繊維前駆体繊維が走行する加熱処理室3と、加熱処理室3の熱風を循環させるための熱風循環設備とを備えた熱処理炉1において、前記熱風循環設備が、熱風加熱手段6と、熱風循環手段7と、ピトー管8を利用する熱風風速検知手段と、ピトー管8内を洗浄する洗浄手段とを備えることを特徴とする熱処理炉。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維前駆体のトウの端部の耐炎化処理時に蓄熱による糸切れを起こすことなく、短時間で安定的にトウの端部を耐炎化することができる耐炎化処理方法を提供する。
【解決手段】炭素繊維前駆体のトウ1,2の単位繊度当りのトウ幅を2.0×10−3mm/tex以上かつ5.0×10−3mm/tex以下の範囲とし、前記トウの単位繊度当りの張力が2.0mN/tex以上かつ25.0mN/tex以下の範囲となる張力Fを付与しつつ、風速が1.0m/s以上かつ4.0m/s以下の範囲の熱風により230℃以上の温度で前記炭素繊維前駆体を耐炎化処理することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
熱処理室内での耐炎化進行度をより均一に進めることができ、処理効率が高く、しかも、品質、特に目付斑の少ない炭素繊維を得ることができる耐炎化炉を提供する。
【解決手段】
シート状に配列した複数本の糸条を横方向に通過させて熱処理するための熱処理室と、下方に向かって熱風を吹き出す熱風吹き出し口を前記熱処理室の上部に有し、前記熱風吹き出し口は、熱風の風速を熱処理室の機幅方向に可変とする機幅方向風速制御手段を有する、耐炎化炉。 (もっと読む)


【課題】 炭素繊維前駆体繊維ストランドの耐炎化処理炉であって、清掃の作業効率が高く、生産性を向上させうる耐炎化熱処理炉を提供する。
【解決手段】 炉内を水平走行する前駆体繊維ストランド6の垂直方向に熱風を送り前記ストランド6を耐炎化する熱処理室4と、上方流路10と、下方流路12と、熱風循環路14と、上方通気性プレート18と、下方通気性プレート20とを有する耐炎化処理炉2であって、前記上方通気性プレート18及び下方通気性プレート20のうち少なくとも一方の通気性プレートが、スライド機構により炉内外へ出し入れ自在に形成されてなることで耐炎化処理炉2を構成する。
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【課題】 前駆体繊維ストランドの耐炎化処理を均一に行うことができ、品質を低下させることなく生産性を向上させうる耐炎化熱処理炉を提供する。
【解決手段】 炉内を水平走行する前駆体繊維ストランド6の垂直方向に熱風を送り前記ストランド6を耐炎化する熱処理室4と、上方流路8と、下方流路10と、熱風循環路12と、上方通気性プレート18と、下方通気性プレート20とを有する耐炎化処理炉2であって、前記上方通気性プレート18及び下方通気性プレート20のうち少なくとも一方の通気性プレートが、熱処理室4内の前記熱風循環路12側から前記熱風循環路12と対向する外壁16側にかけて複数に区分された各区画22、24、26の開口率を有し、その開口率が区画により変化していることで耐炎化処理炉2を構成する。
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【課題】 炭素繊維前駆体繊維ストランドの耐炎化処理炉であって、炉内循環風量が一定に保たれ、耐炎化繊維の生産性を向上させうる耐炎化処理炉を提供する。
【解決手段】 炉内を水平走行する前駆体繊維のストランド5の鉛直方向に熱風を送り前記ストランド5を耐炎化する熱処理室4と、熱処理室4の上方に形成した上方流路8と、熱処理室の下方に形成した下方流路10と、前記上方及び下方流路とを連通する熱風循環路12とからなる耐炎化処理炉2であって、前記熱風循環路内に異物除去手段18a、18b、熱風循環手段16、及び熱風風速センサー20を設けると共に、前記熱風風速センサー20からの検出信号を受け、熱風循環手段16の出力制御信号に転換し、熱風循環手段16に送る制御部22を設けて耐炎化処理炉2を構成する。
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