説明

Fターム[4L037PA70]の内容

無機繊維 (8,808) | 無機繊維の製法 (1,691) | 前駆体繊維法 (847) | 前駆体ポリマー法 (682) | アクリル系共重合体 (538) | 前駆体繊維の物性の特徴 (15) | 化学的(水分率) (4)

Fターム[4L037PA70]に分類される特許

1 - 4 / 4


【課題】より簡便に強度低下を起こすような量の鉄元素を含む炭素繊維前駆体繊維を見分ける方法を提供する。
【解決手段】次の(1)〜(6)の工程を行う炭素繊維前駆体アクリル繊維の品質管理方法(1)鉄分を0.5ppm未満含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維および鉄分を0.5ppm以上含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維を同じ焼成条件で焼成して、炭素繊維を得る工程、(2)前記(1)で得たそれぞれの炭素繊維のストランド強度を求めて、前記鉄分を0.5ppm未満含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維を焼成して得た炭素繊維のストランド強度に対して、前記鉄分を0.5ppm以上含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維を焼成して得た炭素繊維のストランド強度の強度低下率が0.5%以上20%以下となる鉄分の含有率を求める工程、(3)鉄分を0.5ppm未満含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維および前記強度低下率が0.5%以上20%以下となる鉄分を含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維のそれぞれをDSCで大気中190℃〜270℃定温にて測定した3分付近の発熱ピークの肩の発熱量を同じ条件で測定する工程、(4)前記(3)で得た発熱ピークの差を基準として、工程異常を検知する工程。 (もっと読む)


【課題】より簡便に強度低下を起こすような量の鉄元素を含む炭素繊維前駆体繊維を見分ける方法を提供する。
【解決手段】少なくとも次の(1)〜(5)の工程からなる炭素繊維前駆体アクリル繊維の品質管理方法。(1)鉄分を0.5ppm未満含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維および鉄分を0.5ppm以上含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維を同じ焼成条件で焼成して、炭素繊維を得る工程、(2)前記(1)で得たそれぞれの炭素繊維のストランド強度を求めて、前記鉄分を0.5ppm未満含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維を焼成して得た炭素繊維のストランド強度に対して、前記鉄分を0.5ppm以上含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維を焼成して得た炭素繊維のストランド強度の強度低下率が0.5%以上20%以下となる鉄分の含有率を求める工程、(3)鉄分を0.5ppm未満含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維および前記強度低下率が0.5%以上20%以下となる鉄分を含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維を、温度が180〜300℃、時間が1〜20分の同じ条件で熱処理する工程、(4)前記(3)で得た熱処理した繊維の色差を色差計により求める工程、(5)前記(4)で得た色差を基準として、工程異常を検知する工程。 (もっと読む)



【課題】
残存アクリロニトリル量の少なく、かつ熱安定性を改善しゲル化を抑制した熱安定性良好なアクリル系プリカーサー用原液を提供する。
【解決手段】
アクリル酸、メタクリル酸およびイタコン酸からなる群より選ばれる少なくとも一つの酸モノマーを共重合したポリアクリロニトリル重合体が溶媒に溶解してなるとともに、未反応アクリロニトリルの残存比率が0.001〜1重量%であって、かつ、アルキル化剤が0.01〜3重量%含まれてなることを特徴とする炭素繊維前駆体繊維用紡糸原液。 (もっと読む)


1 - 4 / 4