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Fターム[4L037PF33]の内容

Fターム[4L037PF33]の下位に属するFターム

窒素、硫黄含有

Fターム[4L037PF33]に分類される特許

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【課題】 本発明の目的は、炭素繊維製造における繊維間の融着防止と安定した操業性とを両立させることができ、しかも、環境ホルモンの疑いのない、炭素繊維製造用アクリル繊維油剤と、それを用いた炭素繊維の製造方法とを提供することにある。
【解決手段】 本発明は、分子内に3個以上のエステル基を有するエステル化合物と水溶性アマイド系化合物を必須成分として含有し、前記エステル化合物が、多塩基酸と高級アルコールとを脱水縮合させた化合物および多価アルコールと脂肪酸とを脱水縮合させた化合物から選ばれる少なくとも1種であり、かつ分子内の1つのエステル基が炭素−炭素結合のみを介して他のどのエステル基とも結ばれている構造を有する化合物であり、油剤の不揮発分全体に占めるシリコーン系化合物の重量割合が10重量%未満である、炭素繊維製造用アクリル繊維油剤である。 (もっと読む)


【課題】製糸延伸性を向上させ、炭素繊維前駆体としての生産性を向上することができるポリアクリロニトリル系繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】ポリアクリロニトリル系重合体を含む溶液を湿式紡糸し、得られた繊維(束)に、分子構造内にウレタン結合とポリアルキレングリコール鎖を有するポリマーを付与した後、延伸することを特徴とするポリアクリロニトリル系繊維の製造方法である。前記ポリマーとしては、水溶性であり、空気中240℃の温度で2時間加熱後の残存率が0〜30%のポリマーが好適に用いられる。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、炭素繊維製造における繊維間の融着防止と安定した操業性とを両立させることができ、しかも、環境ホルモンの疑いのない、炭素繊維製造用アクリル繊維油剤と、それを用いた炭素繊維の製造方法とを提供することにある。
【解決手段】 本発明にかかる炭素繊維製造用アクリル繊維油剤は、分子内に3個以上のエステル基を有するエステル化合物と水溶性アマイド系化合物を必須成分として含有する炭素繊維製造用アクリル繊維油剤である。また、本発明にかかる炭素繊維の製造方法は、上記炭素繊維製造用アクリル繊維油剤を炭素繊維製造用アクリル繊維に付着させる付着処理工程と、付着処理後のアクリル繊維を200〜300℃の酸化性雰囲気中で耐炎化繊維に転換する耐炎化処理工程と、前記耐炎化繊維をさらに300〜2000℃の不活性雰囲気中で炭化させる炭素化処理工程とを含む製造方法である。 (もっと読む)


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