【課題】母線と複数の支線との間に接続された変圧器が故障した場合に、予備変圧器による応急の接続回路をスピーディ、容易、かつ安全に構成することが可能な応急接続回路及びそれに用いる接続装置を提供すること。
【解決手段】予備変圧器１０６の支線７２、７６、８０側への接続を、予備支線用遮断器８６を予備支線８４から切り離した後の入力端子１１８に、接続装置１４を接続することにより行った。接続装置１４は、予備支線用遮断器８６のレール上を移動可能な台車と、台車に設けられ一端が予備変圧器１０６に接続されたケーブル１１０の接続端子に接続可能であり、他端が予備支線用遮断器８６の入力端子１１８に接続可能である中継電極端子とを有する。これにより、予備変圧器による応急の接続回路をスピーディ、容易、かつ安全に構成することが可能となり、また予備変圧器の支線側との接続点と他の高圧機器等との電気的な隔離距離も十分に確保することが可能となった。 （もっと読む）

【課題】太陽光発電システムの出力変動により生じる電圧変動を，電力変換器の無効電力制御により，干渉を防止しながら安定に抑制する。
【解決手段】複数の太陽光発電装置の合成出力電流と，各電力変換器の出力電圧および出力電流と，電力系統との連系点の電圧を用いて電圧変動を抑制するため電力量を演算する電力補償量演算器を設ける。電力補償量演算器には，電力系統との連系点の電圧を推定する手段を設ける。太陽光発電装置の合成発電出力の有効電力の変動分と連系点電圧の変動分の積にもとづいて算出した制御パラメータと，太陽光発電装置の有効電力を用いて電圧変動を最小化する無効電力指令値を算出する。変動分の検出値に不感帯を設ける。太陽光発電装置の合成発電出力の変動分が閾値以下となる状態が所定時間以上継続した場合に，有効電力の変動指令を電力制御器に伝送し，算出した制御パラメータの変化量が閾値以下となった場合に動指令を停止する。 （もっと読む）

分散型の直列インピーダンスを提供することによって、電力線の過負荷制御を実施するためのシステムおよび方法。中でも、あるシステムは、少なくとも一の分散型直列リアクタ（ＤＳＲ）を含む。各ＤＳＲは、二分割されたコア部（１３２）と、巻線（１２０）と、前記二分割されたコア部（１３２）が導体（１０８）周りに挟持された時に磁化インダクタンスが生成されるように設計されたエアギャップ（１３８）と、を備える単巻変圧器（ＳＳＴ）を含む。各ＤＳＲは、接触スイッチ（１２２）であって、該スイッチが閉状態にある時に巻線を短絡する該接触スイッチ（１２２）と、導体電流から電力を取り出す電源（１２８）と、該導体電流が所定値に達した時に該接触スイッチを開くように構成され、これにより、磁化インダクタンスを該導体内へ挿入させるコントローラ（１３０）と、を更に含む。該コントローラ（１３０）は、該導体電流が所定値未満に下がった時に該接触スイッチ(１２２）を閉じるように更に構成され得る。
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