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Fターム[5H031HH06]の内容

二次電池の保守(温度調整、ガス除去) (8,369) | 数値、大小、範囲の特定 (907) | 温度、圧力、pH、濃渡、密度 (385)

Fターム[5H031HH06]に分類される特許

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【課題】 リチウムイオン電池に使用されているニッケル酸リチウムやコバルト酸リチウム等の正極活物質を酸性溶液に溶解する際に、酸化剤や還元剤等の高価な薬剤を添加することなく、ニッケル及びコバルトの浸出率を向上させる方法を提供する。
【解決手段】 リチウムイオン電池のニッケルやコバルトを含むリチウム含有正極活物質と共に、固定炭素含有物を酸性溶液に添加し、pHを0.5〜1.5の範囲に保持する。固定炭素含有物は、黒鉛、活性炭、石炭、コークス、木炭、あるいはリチウムイオン電池の負極から回収された負極粉が好ましい。また、固定炭素含有物は溶解反応終了後に回収して再使用することができる。 (もっと読む)


【課題】 正極活物質としてリチウム・遷移金属複合酸化物を用いたリチウム電池から有価物を回収する方法を提供する。
【解決手段】 本発明の処理方法では、正極集電体上に正極活物質を有するシート状の正極をシュウ酸溶液に浸漬する。このシュウ酸処理(ステップ240)によって、正極活物質に含まれるリチウム成分をシュウ酸溶液に溶出させることができる。また、正極活物質とシュウ酸との反応により生じる酸素ガスを利用して正極集電体から正極活物質等の付着物を自己剥離させることができる。正極活物質に含まれる遷移金属成分は、シュウ酸処理により不溶性の遷移金属化合物(シュウ酸塩、酸化物等)を構成する。したがって、濾過等の簡単な方法により(ステップ244)、溶出したリチウム成分と不溶性の遷移金属成分とを容易に分離することができる。 (もっと読む)


【課題】 リチウムおよび遷移金属元素を含む複合酸化物およびアルミニウム製の正極集電体を備えるリチウム電池から有価物を回収する処理方法を提供する。
【解決手段】 本発明の方法は、リチウム・遷移金属含有複合酸化物を主体とする正極活物質とアルミニウム製の正極集電体とを含む被処理材に、アルカリ土類金属水酸化物を含む処理液を供給するAe処理工程(ステップ240)を含む。このAe処理工程によって正極活物質からリチウム成分を溶出する。さらに、その溶出したリチウム成分を含むリチウム溶液を前記被処理材の不溶分から分離する工程(ステップ244)を含むことができる。これにより、複合酸化物(例えばLiNi1−xCo)を構成するリチウム成分を、該複合酸化物を構成する遷移金属成分(ここではNiおよびCo)と適切に分離しつつ取り出し得る。 (もっと読む)


正極集電体の両面に正極活物質層を形成した正極電極と、負極集電体の両面に負極活物質層を形成した負極電極とを、正極活物質層と負極活物質層とがそれぞれ対向するようにセパレータを介して交互に複数積層した電池要素に、液体電解質を含浸せしめ、ラミネート外装で保持したリチウムイオン二次電池であって、以下の構成よりなる放電深度50%、25℃での10秒出力値が3000W/kg以上であるリチウムイオン二次電池。(1)正極活物質の平均粒径が3〜10μmであり、正極電極の集電体を除く厚みが30〜110μm、(2)負極活物質の平均粒径が5〜10μmであり、正極電極の集電体を除く厚みが30〜100μm、(3)正極端子および負極端子が互いに隔離して外周端縁部に導出され、前記正極端子および負極端子が各々、B/A≧0.57(ただし、Aは電流の方向に対して垂直な方向の活物質領域の幅、Bは電流の方向に対して垂直な方向の電極端子幅を表す)を満たす。 (もっと読む)


本発明は、フッ素を含有する燃料電池構成材料、例えばPEM型燃料電池スタック、DMFC型燃料電池、触媒塗布膜(CCM)、膜電極接合体(MEA)、触媒ペースト等から貴金属を濃縮する方法に関する。本方法は、燃焼工程及び/又は溶融工程を含む、場合により多段階の熱処理工程を基礎とする。それによって、安価で、簡単な貴金属の濃縮が可能になる。フッ素を含有する構成材料の熱処理の間に形成されるフッ化水素は、無機添加剤によって結合され、こうして有害なフッ化水素の放出が生じない。本方法は、燃料電池、電解槽、バッテリー等における構成材料として存在する貴金属の回収に使用できる。 (もっと読む)


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