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国際特許分類[B03D1/12]の内容

国際特許分類[B03D1/12]に分類される特許

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【課題】フライアッシュ中の未燃カーボンを湿式浮選法を用いて除去する際の起泡剤の使用量を低減し、薬剤費を低減するとともに、フライアッシュの活性度指数の低下を防止する。
【解決手段】フライアッシュに水を加えてスラリーとし、スラリーに疎水剤及び起泡剤を添加し、撹拌して気泡を発生させ、気泡にフライアッシュ中の未燃カーボンを付着させて浮上させ、フライアッシュ中の未燃カーボンを除去するフライアッシュの湿式脱炭において、湿式浮選分離による沈降分を固液分離し、得られた液相を新たなフライアッシュの浮選分離に再使用するにあたり、液相中の起泡剤の濃度が所定の範囲になるようにスラリーに添加する起泡剤の量を調整する。液相中の起泡剤の濃度を所定の範囲に調整するにあたり、液相のCOD濃度を測定し、COD濃度が所定の範囲になるようにスラリーに添加する起泡剤の量を調整してもよい。 (もっと読む)


【課題】 フライアッシュから未燃カーボンを効率的に除去し、フライアッシュ及び除去した未燃カーボンを有効利用する。
【解決手段】 フライアッシュに水を加えてスラリーとし、スラリーに捕集剤を添加し、スラリー及び捕集剤に剪断力を付与して表面改質を行った後、浮選工程において、気泡にフライアッシュの未燃カーボンを付着させて浮上させる。スラリー及び捕集剤への剪断力の付与を液中撹拌装置を介して行うことができ、スラリーの単位スラリー量あたり0.7〜10kWh/m3の撹拌力を与える。スラリーのフライアッシュ濃度は、3〜50重量%とし、捕集剤の添加量は、フライアッシュの未燃カーボン量の5〜100重量%とする。浮選分離された未燃カーボンを燃料として、また、未燃カーボン分を1重量%以下としたフライアッシュ(製品)をセメント用混合材、軽量骨材製造用原料として用いることができる。 (もっと読む)


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