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国際特許分類[B60T11/224]の内容

国際特許分類[B60T11/224]に分類される特許

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【課題】逆止弁装置を設ける場合でも通路構成の簡素化を図ることで、加工工数の増大を抑制して生産性を向上させることができるマスタシリンダの提供。
【解決手段】大径シリンダ部および小径シリンダ部を有する段付シリンダ15と、段付シリンダ15内に挿入される段付ピストンと、段付シリンダ15内を大径与圧室70と小径液圧室61とに区画する逆止開閉部と、制御弁体112が大径与圧室70の液圧を小径液圧室61の液圧上昇に応じて徐々に低下させるようにリザーバR側に逃がす制御弁装置75とを有し、大径与圧室70の液圧を制御弁装置75を介してリザーバRに逃がす開放通路161と小径液圧室61とにそれぞれ連通する逆止弁室153と、逆止弁室153内に収容されて開放通路161から小径液圧室61へのブレーキ液の流通を許し逆方向のブレーキ液の流通を遮断する逆止弁体140とを備えた逆止弁装置76を設けた。 (もっと読む)


【課題】差動液圧マスターシリンダにおいて、大径チャンバから小径チャンバへの円滑な移動を確実にする。
【解決手段】大径の第1のチャンバ18と、小径の第2のチャンバ20とが備えられたシリンダ本体12を有する。第1の流体流路60、74、78、80は、第1のチャンバ18と周囲圧力にある源とを接続し、第1のチャンバ内の圧力が閾値に達した時に周囲圧力にある源と第1のチャンバとを接続するための圧力逃しバルブ70を有する。第2の流体流路76、78、80、82は、第1のチャンバ18と、出口11及び第2のチャンバ20とを接続する。逆止めバルブ72が第2の流体流路内に位置し、少なくとも圧力逃しバルブ70が開いた時に、第2のチャンバ20から第1のチャンバ18へ液圧流体が流れるのを防止する。逆止めバルブ72と圧力逃しバルブ70とはそれぞれ機械的に相互接続される可動バルブ部材100、102、88を有する。 (もっと読む)


【課題】車両用の液圧ブレーキシステムに設けられてブレーキ操作部材の操作に応じた液圧を発生させるマスタシリンダのフィルアップ装置を改善する。
【解決手段】ピストン42のハウジング40に対する相対移動に機械的に連動して切り換えられる連動切換弁を設ける。連動切換弁は、ピストン42が後退端位置から設定距離前進するまではフィルアップ室54をリリーフ弁88を経てリザーバ72に連通させる第一状態にあり、設定距離以上前進した状態ではリリーフ弁を経ることなく連通路84により直接リザーバ72に連通させる第二状態に切り換えられる。それにより、フィルアップ室54の液圧は速やかに低下し、加圧室50,52の液圧が速やかに上昇させられ、ブレーキの効き遅れ等の問題が軽減される。 (もっと読む)


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