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国際特許分類[B65H54/36]の内容

国際特許分類[B65H54/36]に分類される特許

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【課題】
本発明は、糸(2)を糸巻体(4)に巻上げるためのワインダ(1)に関する。
【解決手段】
例えば炭素繊維から成る糸(2)を巻上げるために、圧接ローラ(19)と糸巻体(4)間の圧接力が糸巻体(4)の直径の増大に伴って減少することが望ましい。本発明により、圧接力に作用するアクチュエータ(20)は角度(α)の下に圧接ローラ(19)の自由度(14)に対して傾斜している。この角度(α)は糸巻体(4)の直径の増大に伴って自動的に変化する。自由度(14)の方向で作用するアクチュエータ(20)の分力は角度(α)に依存して自動的に減少する。本発明により、アクチュエータ(20)の一定の力に関しても、構造的に簡単な方法で圧接力の糸巻体(4)の直径への自動的な適合が達せられる。 (もっと読む)


本発明は連続的に供給される糸を巻上げるための巻取機に関する。巻取機は巻取スピンドル(7.1,7.2)の上に固定されたボビン(6)の上に、供給された複数本の糸を巻上げる。この場合、糸は(1)は綾振り装置(4.1)により綾振り糸ガイド(4.2)内でボビン軸線の方向へ綾振りされる。巻き取りスピンドル(7.1,7.2)は回転皿(8)によって保持され、この回転皿(8)はボビン直径の増大と共に送り回動させられる。ボビン直径の生長は圧着ローラ(5)で認識される。この圧着ローラ(5)はボビン直径が増大する場合に退避運動が可能であるように可動に支承されている。この退避運動は認識され、制御装置(18)で回転皿が送り回動させられる。圧着ローラ(5)の退避運動は往復台(15)又はロッカ体(10)によって可能である。この場合、退避運動の運動ベクトル(13.1)と糸道とは小さな角度を成す。これによって糸(1)が退避運動に基づき側方の変位をほぼ行なわないことが達成された。この結果、綾振り糸ガイド(4.2)における摩擦状態は一定に留められる。
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