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国際特許分類[C01G35/02]の内容

国際特許分類[C01G35/02]に分類される特許

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【課題】塩化炉への圧力の印加および調整を効率的に行うことができ、かつ製造コストの低減を図ることができる金属塩化物の製造装置および製造方法を提供する。
【解決手段】金属含有原料を塩素ガスで塩素化することにより金属塩化物を生成する塩化炉と、金属塩化物を含むガスを塩化炉から排出するためのガス排出流路とを備えた金属塩化物の製造装置において、ガス排出流路に、塩化炉内を加圧する複数の狭窄部を直列に設ける。狭窄部は、塩化炉内で生成した金属不純物塩化物の凝縮物や鉱石あるいはコークスの付着物で構成されている。狭窄部の内径は、狭窄部に併設した口径維持手段を適宜稼働させることにより適切な範囲に維持できる。前記した複数の狭窄部を設けることにより、塩化炉内の圧力を0.1MPa以上の高圧域に保持することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、カルシウム化合物や固体炭素の添加及び熱処理を組み合わせることで、かつて無い分離効率を出すことが可能なプロセスを提供する塩化揮発法によるレアメタルの分離精製方法である。
【解決手段】第一工程は原料へカルシウム化合物を添加し、不活性雰囲気下で加熱処理する熱処理工程、第二工程は前記カルシウム処理試料を塩素気流中で加熱し、タングステン、ニオブ、ニッケル、コバルトの揮発分離を行い、タンタル、クロム、チタンの高濃度固体化合物を作製する塩化揮発処理工程、第三工程は前記高濃度固体化合物に対して固体炭素を混合し、塩素雰囲気下で加熱して含有レアメタルであるタンタル、クロム及びチタンなどを揮発分離する塩化揮発処理工程、第四工程は原料粉体もしくは高濃度固体化合物から分離した金属塩化物を冷却区間の温度調整により沈積させ、各元素の単体分離を行う分離濃縮工程である。 (もっと読む)


【課題】タンタルを微量含有する廃棄物からタンタルを効率良く分離し回収することができるタンタルの回収方法を提供する。
【解決手段】タンタル含有溶液に第二鉄源を添加し、生成する水酸化第二鉄沈澱と共に液中のタンタルを共沈させ、タンタル濃縮物である上記沈澱を固液分離してタンタルを回収することを特徴とするタンタルの回収方法であって、好ましくは、NaFおよびKFを主成分としタンタルを微量含有する混合塩を水浸出し、またはこの水浸出残渣を硫酸浸出して上記水浸出液と混合し、この浸出液に第二鉄源を加えて水酸化第二鉄沈澱と共にタンタルを選択的に共沈させ、タンタル濃縮物である上記沈澱を固液分離してタンタルを回収する方法。 (もっと読む)


分散盤Bのウインドボックス11と筒状容器壁12との間に多孔板13 が設けられている。多孔板13の上には、筒状容器壁12の内側を埋めるようにして、 溶融シリカ等のセラミック粒子が充填された構成を有する充填層14が形成されている。充填層14は、セラミック粒子により構成されるので、塩素ガスにより腐蝕損耗が抑制され、また耐久性も向上する。さらに、筒状容器壁12の内面には耐塩素部材が密着配置されているため、筒状容器壁12の塩素ガスによる腐蝕損耗も効果的に抑制できる。その結果、塩化炉本体の内壁損傷が少なく、チタン鉱石とコークスからなる流動層4に対して塩素ガスの均一な分散供給状態が長期間にわたり維持される。 (もっと読む)


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