【課題】高炉用羽口の損耗状況を正確に把握し、その使用寿命の末期に至る前の段階で確実に交換できる方法を提案する。
【解決手段】高炉の胴体周壁１に設置された複数の高炉用羽口３のそれぞれにつき、その損耗状況を推定して使用寿命の末期に至る前に交換する方法において、使用期間が同じである前記高炉用羽口３のそれぞれのずれ込み角度θを調査し、該ずれ込み角度θの大きい羽口から優先的に交換する。 （もっと読む）

【課題】保持金物と羽口フレームの間に隙間ができてもガスシール性を維持することが可能な高炉送風羽口保持金物のガスシール構造及びガスシール方法を提供する。
【解決手段】保持金物４と羽口フレーム３との接合部まで注入穴８を外部から連通し、その注入穴８から充填後硬化する充填硬化剤を保持金物４と羽口フレーム３との接合部に注入する。その際、例えば保持金物４と羽口フレーム３との接合部の周方向全周にわたって形成され且つ注入穴８に連通する収納凹部１０内にチューブ１１を配設し、そのチューブ１１の内部を注入穴８に連通しておけば、注入穴８から注入される充填硬化剤でチューブ１１が膨張して羽口フレーム３に密着する。チューブ１１に代えて、例えばバンド状のシール部材を収納凹部内に収納しておいてもよい。 （もっと読む）

【課題】高炉の羽口から熱風を吹き込むために用いる水冷式のブローパイプにおいて、冷却水が流れる水路の溶接部を容易に点検することができるとともに、ブローパイプ本体と先端金物の溶接施工が短時間でできるブローパイプを提供する。
【解決手段】ブローパイプ先端金物１に円周状の溝１４を形成させて、ブローパイプ先端金物１の外部から円錐状の筒２で覆って溶接固定し（溶接部１３ａ、１３ｂ）、その内部を冷却水が流れる水路１４として水冷可能とし、かつ、ブローパイプ先端金物１とブローパイプ本体４との溶接部１３ｃにおいて、ブローパイプ先端金物１側にブローパイプ先端金物１と一体となった顎３を付けて、ブローパイプ先端金物１をブローパイプ本体４に差し込んで溶接により固定する。 （もっと読む）

【課題】製鉄に関連したエネルギ消費の著しい減少以外に、高炉の全体的な運転コストを低減することもできる羽口ストックを提供する。
【解決手段】連接コンペンセータ１５、ノズルエルボ３及び／又はノズル先端部１の金属外側構造５と耐火性内側ライニング６との間の少なくとも部分的な領域に配置された少なくとも１つの断熱エレメント７が設けられており、該断熱エレメントが、被覆体に埋設された高耐熱性の断熱材料から成り、羽口ストックの所期の使用の間に被覆体それ自体が概して溶融する。 （もっと読む）

【課題】熱ロスを少なくすることができると共に、長期に亘って高い断熱効果を示す断熱スリーブつき送風羽口を提供する。
【解決手段】内側に、円筒状の耐火物製断熱スリーブ２を装着してなる羽口１において、この断熱スリーブの外周面にアルミナファイバーペーパー層３を有すると共に、該断熱スリーブの前・後端部をそれぞれ、無機系固定材料４にて羽口に固定してなる構成とした高炉用送風羽口。前記アルミナファイバーペーパー層は、断熱スリーブの外周面に有機系接着剤５を介して接着されている。 （もっと読む）

【課題】羽口に固定される部位の進退方向の角度が可変の打撃式羽口取替機を提供する。
【解決手段】自走台車１１と、自走台車１１に支持架台１２を介して取り付けられた両軸型の油圧シリンダ１３と、油圧シリンダ１３のピストンロッド１４の先端側に連結された羽口固定具１５と、羽口固定金具１５に引き抜き方向の打撃力を与えるエアハンマ１６とを有し、貫通孔１７ａが形成された羽口１７を貫通孔１７ａに羽口固定具１５を挿入した状態で保持して高炉に取り付けられた大丸１８に羽口１７の着脱を行う打撃式羽口取替機１０において、支持架台１２は傾動して、直線状に配置された羽口固定具１５、油圧シリンダ１３、及びエアハンマ１６の向きを大丸１８に取り付けられた羽口１７の貫通孔１７ａの向きに応じて変更し、エアハンマ１６を収納する保持材５３に対して羽口１７を引き抜く方向にピストン６５を打ち付けて大丸１８に固定された羽口１７を取り外す。 （もっと読む）

【課題】羽口の外郭部の一部が破損されても，破損された外郭部の流路の冷却水供給を中断し，残る外郭部とボディー部だけでも羽口の機能を持続的に維持することができて長寿命であり，冷却水が羽口の先端まで全体的に均一に伝達されるようにして冷却効率に優れ，操業時間を延長して作業効率を向上することのできる製鉄工業炉用羽口を提供する。
【解決手段】中央に送風ラインが貫設されているボディー部を備える製鉄工業炉用羽口であって，前記ボディー部は，内部に本体流路を有する裁頭円錐状の胴部と；前記ボディー部から突設される突出部と；からなり，前記突出部の外周面との間に先端体流路が形成されるようにカバー部が前記突出部と連結され，内側に外郭冷却流路が形成され，前記カバー部を囲繞するように外郭部が連結されている。 （もっと読む）

【課題】羽口のスリーブ解体をより容易に行う。
【解決手段】スリーブ３における周方向のうち、少なくとも二箇所で、軸線方向に沿って帯状に一端から他端まで斫り（はつり）、分割されたスリーブ３の夫々を羽口１から剥離する。具体的には、空気圧によってチゼルを軸方向に振動させることで対象物に連続的に打撃を加える振動機４を用い、スリーブ３における軸線方向の縁部９に、チゼル５の先端を当接させて、このチゼル５を振動させることにより、スリーブ３を軸線方向に沿って帯状に一端から他端まで斫る。 （もっと読む）

【課題】高炉の休風時における羽口部の閉塞を容易に行なうことができると共に、閉塞用具の設置および除去作業が容易で、羽口部を閉塞したまま炉内の観察が容易にできる高炉羽口部の閉塞方法を提供する。
【解決手段】高炉ブローパイプ後端部２ｅの解放された覗き蓋３内側に、パイプ挿通孔を設けてなる、弾性質素材を用いた円柱状閉塞部材本体と、上記パイプ挿通孔内に抜き差し可能に挿着した炉内監視用パイプとからなる覗き蓋部閉塞用具４を、取り外し可能に挿着してなる高炉羽口部の閉塞方法およびその用具。 （もっと読む）

【課題】高炉の羽口から炉内に熱風を吹き込むための高炉羽口ブローパイプとして、より一層寿命の長い高炉羽口ブローパイプを提供する。
【解決手段】断熱材２４の後端２４ｂと溶接線２３との中間パイプ軸線方向距離Ｘを４０ｍｍ以上離すとともに、断熱材２４の後端２４ｂと耐火材２５の後端２５ｂとの中間パイプ軸線方向距離Ｙを１００ｍｍ以上離す。 （もっと読む）