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国際特許分類[C21C1/04]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 鉄冶金 (18,991) | 銑鉄の処理,例.精製,錬鉄または鋼の製造;鉄系合金の溶融状態での処理 (3,894) | 銑鉄の精製;鋳鉄 (717) | 炭素,りんまたはいおう以外の不純物の除去 (95)

国際特許分類[C21C1/04]に分類される特許

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【課題】 鉄源として鉄スクラップを使用して鋼製品を製造するにあたり、鉄スクラップを加炭溶解して溶製した溶銑、或いは、鉄スクラップを溶解させた溶銑から錫を効率良く除去する。
【解決手段】 本発明の溶銑の脱錫方法は、大気圧よりも減圧下の雰囲気中で、硫黄を0.04質量%以上含有する溶銑に固体アンモニウム塩を供給し、該固体アンモニウム塩を溶銑中または溶銑湯面上で熱分解させて溶銑に含有される錫を除去する。その際に、前記雰囲気の圧力を2000Pa以下とすること、前記溶銑の硫黄含有量を0.3質量%以下とすること、或いは、前記溶銑の炭素含有量を2.0質量%以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 鉄源として鉄スクラップを使用して鋼製品を製造するにあたり、鉄スクラップを加炭溶解して溶製した溶銑、或いは、鉄スクラップを溶解させた溶銑から錫を効率良く除去することのできる、溶銑の脱錫方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係る溶銑の脱錫方法は、大気圧よりも減圧下の雰囲気中で、硫黄を0.04質量%以上含有する溶銑15にアンモニアガスを供給して溶銑に含有される錫を除去する。この場合、雰囲気の圧力が2000Pa以下、溶銑の硫黄含有量が0.3質量%以下、溶銑の炭素含有量が2質量%以上であること、更には、溶銑の表面に酸素ガス上吹きランス10から酸素ガスを吹き付けることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】使用量が少なく必要投入速度を気送で満足することが可能な脱酸材等について、既存の装置に簡単な工夫を凝らすだけで、気送経路から貯留ホッパーを使用せずに直接投入シュートを介して自然落下で装入鍋内の溶銑に上置き投入できる装置を提供することにある。
【解決手段】装入鍋インペラ脱硫処理設備の装入鍋内に保持した溶銑に粉状投入物を自然落下で添加するための気送経路2および投入シュート6を備えた粉状投入物の気送上置き投入装置において、前記投入シュート2の側面から水平よりも上向きに分岐されるとともに前記気送経路2を側面に接続された受入ボックス8を備えることを特徴とする粉状投入物の気送上置き投入装置である。 (もっと読む)


【課題】 燐を含有する製鋼スラグの製銑工程及び製鋼工程へのリサイクルにあたり、該スラグから予め燐を安価に回収するとともに、回収した燐を資源として有効活用する。
【解決手段】 金属鉄が分離された、燐を含有する製鋼スラグを還元処理し、燐を0.5質量%以上含有する高燐高Mn銑鉄を回収する第1の工程と、前記還元処理によって得られたスラグを製銑工程または製鋼工程へリサイクルする第2の工程と、前記高燐高Mn銑鉄を脱マンガン処理する第3の工程と、脱マンガン処理によって生成したスラグを排出する第4の工程と、スラグが排出された後の処理容器内の溶銑に対して脱燐処理する第5の工程と、第5の工程によって溶銑中燐濃度が0.10質量%以下となるまで脱燐処理された溶銑を製鋼工程にリサイクルする第6の工程と、前記第5の工程の脱燐処理で生成したスラグを回収して燐酸資源原料とする第7の工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、出銑から転炉装入までを総合的に捉えたグラファイト析出防止策を構築することを課題とし、最適な酸素量や時間経過をも考慮した溶銑予備処理方法の提供を目的とする。
【解決手段】脱珪処理における酸素添加に着目し、脱珪処理に必要な溶銑1tあたりの酸素原単位(Nm/t)と、溶銑1tあたりのトータル酸素量に対する気体酸素の比である気酸比および転炉装入までの時間から、溶銑の温度低下と炭素量を予測する。
気酸比=気体酸素量/(気体酸素量+固体酸素量)
気体酸素量=脱珪処理のために溶銑1t当たりに投入する酸素ガス中の酸素量(kg /t)
固体酸素量=脱珪処理のために溶銑1t当たりに投入する酸化鉄等に含まれる酸素量 (kg/t) (もっと読む)


【課題】 二重管構造のランス本体と、該ランス本体を保持するランスホルダーとで構成される浸漬ランスにおいて、ランス本体とランスホルダーとを正確な芯合わせを必要とせずに強固な連結ができる浸漬ランスを提供する。
【解決手段】 二重管構造のランス本体2と、ランス本体を保持するランスホルダー3と、で構成される浸漬ランス1において、ランスホルダーの下端部にはアダプター16が接合され、アダプターの下端部及びランス本体の上端部にはそれぞれフランジ17,21が設けられ、ボルト22及びナット23によってランス本体がランスホルダーに固定されるとともに、各々のボルトはランスホルダー側に設置された散水スプレー25によって冷却されるように構成されており、且つ、ランス本体には炭化水素ガス導入管26が設置されていて、内管19と外管20との間隙は上端部で密閉され、ランスホルダーを通って供給される酸素含有ガスが内管内に流入する。 (もっと読む)


【課題】 混銑車に収容された溶銑にインジェクションランスを浸漬させ、このインジェクションランスから精錬用の酸素ガスや攪拌用またはフラックス搬送用の窒素ガスなどを溶銑に吹き込んで溶銑に対して脱珪処理または予備脱燐処理の酸化精錬を行うにあたり、従来と比較して反応効率を高めることが可能な精錬方法を提供する。
【解決手段】 長手方向の中央部が円筒状で、長手方向の両端部が円錐状に狭くなった紡錘形の混銑車炉体2に収容された溶銑に、インジェクションランス7を傾斜して浸漬させ、インジェクションランスから精錬用の酸素ガス或いは搬送用ガスともに固体酸素源または石灰源を吹き込んで溶銑中の珪素または燐を酸化除去する、溶銑の精錬方法であって、前記インジェクションランスを、水平面への投影図でみたとき、前記混銑車炉体の長手方向の中心軸Pとは離れた位置に、且つ、前記中心軸の方向と平行な方向に配置する。 (もっと読む)


【課題】 鉄源として銅含有鋼屑を使用して高級鋼を製造するに際し、鋼屑中の銅を効率良く、且つ大がかりな設備を必要とせずに除去する方法を提供する。
【解決手段】 本発明による鋼屑中の銅の除去方法は、アーク炉を使用して銅含有鋼屑を加炭溶解して製鋼用溶銑を製造し、その後、該溶銑に含まれる銅を硫黄含有フラックスを用いて除去し、次いで、溶銑に含まれる硫黄を除去することを特徴とする。この場合、アーク炉として、溶解室と、その上部に直結し、銅含有鋼屑を予熱するためのシャフト型の予熱室とを有するアーク炉を使用すること、前記硫黄含有フラックスとしてNa2Sを主成分とするフラックスを使用すること、銅の除去処理を機械攪拌式精錬装置で行うことなどが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 鉄源として鋼屑を使用して高級鋼を製造するに際し、鋼屑を少ないエネルギー使用量で効率良く溶解するとともに、鋼屑中の銅を効率良く且つ大がかりな設備を必要とせずに除去することのできる脱銅方法を提供する。
【解決手段】 本発明の鋼屑中の銅の除去方法は、溶解室2と、該溶解室の上部に直結し、溶解室で発生する排ガスが導入されるシャフト型の予熱室3と、を有するアーク炉1を用い、鋼屑20が前記予熱室と前記溶解室とに連続して存在する状態を保つように鋼屑を予熱室に供給しながら、溶解室内にて鋼屑を加炭溶解して溶融鉄21を生成させ、その後、生成した溶解室内の溶融鉄に、脱銅用フラックス吹き込みランス10を介して硫黄含有フラックスを吹き込み添加して該溶融鉄に含有される銅を除去し、銅を除去した後の溶融鉄をアーク炉から保持容器に出湯する。 (もっと読む)


【課題】脱珪処理と脱りん処理とを同一の転炉型精錬炉にて行うに際して脱珪及び脱りん処理の時間を十分に短縮しつつ精錬を行うことができるようにする。
【解決手段】溶銑を装入した後の転炉型精錬炉の空間容積を0.2〜0.6m3/tとした上で、スラグの塩基度を0.7〜1.0とし、脱珪に必要な計算必要酸素量の2〜3倍の酸素を固体酸素源と気体酸素とにより供給し、供給時の固体酸素源の平均酸素供給速度を0.8〜2.5kg−O/t/minとし且つ気体酸素の平均酸素供給速度を0.9〜1.4Nm3/t/minとした脱珪処理を1回以上行うと共に当該脱珪処理における珪素の低下量を0.4〜0.6質量%とし、脱珪処理を経ることにより脱りん処理前の溶銑の珪素濃度が0.4質量%以下になるようにし、脱珪処理終了後には転炉型精錬炉の傾動による脱珪スラグの排滓を行わずに、引き続き脱りん処理を行う。 (もっと読む)


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