説明

国際特許分類[D01B1/18]の内容

国際特許分類[D01B1/18]に分類される特許

1 - 2 / 2


【課題】 木本植物の樹皮を原料とし、大量の靭皮繊維を低コストで製造する。
【解決手段】 木本植物の樹皮を破砕して水中に分散し、糖化酵素により糖化処理を行い、次いで、糖を含む液分と固形分残渣とを分離する固液分離処理を行い、残渣から靭皮繊維を得る靭皮繊維の製造方法。糖化処理後に引き続き酵母による発酵処理を行い、その後に固液分離処理を行う前記の靭皮繊維の製造方法。糖化処理は、酵母による発酵も同時に行う処理である前記の靭皮繊維の製造方法。糖化処理の前に磨砕処理を行う前記の靭皮繊維の製造方法。糖化処理の前に化学的処理を行う前記の靭皮繊維の製造方法。糖化処理の前に磨砕処理および化学的処理を順次にまたは同時に行う前記の靭皮繊維の製造方法。前記の製造方法によって得られた靭皮繊維。 (もっと読む)


本発明は、草(草本植物)繊維に関する。草を解繊するための様々な方法が開発されてきたが、化学的な解繊方法は環境汚染を増加させ、機械的に粉砕する方法は、繊維の長さが短くて使用範囲が限定されていた。そこで、家庭用のミキサーを大型に変形した解繊機に草を入れて長い繊維を解繊することができるようにし、解繊された繊維に粘土と水を混合し、成形、乾燥させて建築用内装材として利用できる成形用混合物と、成形用混合物を用いて保温、断熱、遮音、防火ボードと、煉瓦と、ブロックと、しっくい工事(セメントモルタルの代用)の混合物を製造し、繊維を沸騰水に浸して張力を向上させ、繊維にセメントを混合して保温、断熱、遮音、防火セメントボード、セメント角材を製造し、繊維と接着剤を混合して繊維ボードを製造し、繊維に粘剤を混合して紙を製造し、繊維を糸に紡績し、繊維に圧力を加えて繊維保温材を製造するなど、実生活に有用な様々な製品を製造することができる。 (もっと読む)


1 - 2 / 2