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国際特許分類[D21H17/65]の内容

国際特許分類[D21H17/65]に分類される特許

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【課題】ECF漂白により漂白されたパルプを主に用いて抄造されたときに、耐水性(吸水性)を有しかつ退色性の少ないクラフト紙を提供することを課題とする。
【解決手段】パルプスラリーのpH調整に硫酸アルミニウムと鉱酸を使用し、ロジン系サイズ剤を内添することにより、JISP8140で規定されるコッブ吸水度(接触時間120秒)が30g/m以下とされ、温度105℃で24時間加熱したときの白色度低下が3.5%以下であることを特徴とするクラフト紙。さらに好ましくは、硫酸アルミニウムの添加量が、絶乾パルプあたり0.5〜3.0重量%の範囲に限定する。 (もっと読む)


【課題】還元性物質を含む水系のスライムコントロールを、効率的に且つ少ないスライムコントロール剤の使用によって行なう。
【解決手段】スライムコントロール装置10は、次亜塩素酸塩添加装置12とスライムコントロール剤添加装置14と、酸化還元電位測定装置16と、制御装置18とを有してなり、抄紙機30の主流路32Bに対して、次亜塩素酸塩を段階的に増量しながら間欠的に添加し、酸化還元電位が所定値を越えた時、制御装置18によって、次亜塩素酸塩の添加量を前段階に減少させ、且つ、スライムコントロール剤添加装置14から、スライムコントロール剤の主流路32Bへの添加を開始する。 (もっと読む)


【課題】アニオントラッシュを多く含むパルプスラリーに対する硫酸アルミニウムの増添を回避し、高い歩留濾水向上効果を得ることができる製紙方法を提供することを目的とする。
【解決手段】パルプスラリーにカチオン性ポリマー等の歩留濾水性向上剤する前に、強酸を添加する。強酸としては硝酸を用いることが好ましい。また、強酸を添加する前にロジンサイズ剤等のアニオン性の製紙用添加剤を添加することで、サイズ剤等の定着効果を高めることができる。強酸の添加位置は、歩留濾水性向上剤が添加されるシートマシンのヘッドボックス21の前段であればよく、例えば原質調整工程10で調整されたパルプスラリーをシートマシン21に送る第2流路管32の途中に第3薬注装置70を設ける。 (もっと読む)


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